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雨洩り修理2(とても危険な兆候事例)

古い建物で本葺き屋根瓦と呼ばれる条件の

雨洩り修理の現場下見状況です。

屋根勾配は約55/100~60/100で滑落しやすい

危険な屋根勾配です。

 

通称・・五寸五分~六寸 勾配と呼ばれる

滑落しやすい角度です。

 

屋根にスケールやカメラなど何か物を一時的に置けば

すぐ滑り落ちるので常に警戒が必要。

被せの丸瓦が明らかに剥がれたりズレたり

様々な不安定の状況になっています。

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強風により浮いて剥がれたり飛んだ落下物で割れたり

長期間による自重のズレ下がりなど・・

古い屋根は屋根土を敷き盛り上げながら瓦を葺き置きし

要所は針金で吊り滑り止めの固定です。

 

長年の耐久限界で密着不良や止め釘、針金の錆や腐れや抜けにより

風や振動の影響は受けやすいです。

問題は部分的な剥がれ・ズレ・割れの対処だけではなく

屋根全体の不安定な条件による想定できる二次的なトラブルを

最初から警戒し関わらなければなりません。

屋根上を歩く時も既存瓦の新たなズレや

割れを防ぐ配慮は、もちろんです。

場合によっては、ある

一定の塊として屋根瓦が狭い範囲でズレ下がる事があります。

最悪は・・
屋根全体の瓦が雪崩のように一気にズレ落ちる

危険な事例も現実に有ります!
落下地点に人の往来が有れば大参事となります。

 

古い建物は軒下付近が危険な事を想定しなければなりません。

現場では土葺き瓦が流れ方向の下に向かって上部の棟付近で

地瓦が4~5cmほどズレています。

横並びに下がって開いていれば非常に危険状態です。

 

下にいる人には、まったく見えない事なので
すぐさま軒先付近の落下範囲には立入禁止の表示やロープを張り

通行制限などで安全策を優先します。

調査や施工で屋根上に必要以上の人員が上り大勢の体重が

歩いた衝撃だけで屋根瓦全体の滑落の恐れ有り!

単なる雨洩りの部分的な補修程度のつもりでは済まない場合が有りますので

最初からの判断が重要ですね。

 

経験が多い業者は下から軒先を見ただけで危険を察知し

屋根上で調査する事も拒みヘタな請負もしません。

 

軒先のトイよりも軒先末端の唐草瓦がズレ下がり雨水がトイの中に

入らずトイの外に垂れ流しは危険兆候。

 

見積り作成前の現場調べとして、当然のように屋根に上がり

知らぬまま色々と調査するは注意しましょう。