前ページからの続き。
後日談として貴重な失敗例を恥じ晒し披露、致します。
良かれと思った塩ビ波板への張替から、
かれこれ4~5年後です。
普通は10年前後は持ちこたえる塩ビ波板の素材です。
物が当たれば割れたりしますが長い所では15年ほど
持ち応える事は多いです。
しかし・・御客様からの連絡で、もう早くも、
かなり傷んでいるとの事で台風など外力の影響で
痛んでいるのかと思っていましたが・・
現場を見て・・ビックリ!
こんな状況でした。
なんとも・・見るも無残な痛み加減です。
※以下の二枚画像の斜め端の方が編集カットされています。
原因は熱によるヤケと硬化の劣化、歪み変形など。
様々な要因で無残な姿。
なんとしても原因を探るため古い雨押さえ水切り板金も
慎重に外して様子を調べました。
推測すると下地の黒い防水フェルト紙の環境が災いし
猛暑の熱、紫外線、通気換気不足・・など
自然環境の温度影響で早急に痛んでしまったようです。
下の野地板がなければ・・
まだ自然通気、冷却の換気環境になりますが
下地で塞がれ波板の下に蓄積された高温が
影響した結果と思います。(^_^;)
次に続く。