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浴室タイル補修1(壁面の一部補修例02)

前ページからの続きです。


ヒビ割れが有り納まりの悪い石鹸入れは撤去して

埋め込み穴は潰します。

穴が深く大きいので水分の極端に少ないバッサモルタル

大穴は埋めます。

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あまり水分が少な過ぎると塊状態が保たれず崩れますし、

水分が多過ぎるとヘタり落ちます。

解りやすい例えでは掻き氷とかシャーベットの粒加減で

手で握り締めてオニギリの形が出来るような練り硬さ加減です。

 

専門的な生コンの配合、呼び名で例えれば
ヘタリがゼロのスランプ0(ゼロ)と

表現すれば良いかと思います。

当然、不安定な下地作りなので一発では決まりません。

 

一度は粗埋めしてから20~30分程度放置、時間待ちの後、
再度押し固めて、少ない所は継ぎ足して面直しをします。

 

セメントを配合したモルタル系の取り扱いでは

基本パターンです。

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タイルの厚みと目地セメントの張り代として2~3㎜程度に

表面高さを低くしておきます。

そして2~3時間程度、放置して半磁器タイルを水に浸けて

水を吸わせてから目地セメントをタイルの裏に

4~5㎜程度の厚みで盛り上げて即、タイルを張りつけ、
表面の高さ合せも軽く叩き振動を与えながら

表面の高さを合わせます。

沈み過ぎるとアウトで剥がして

再びやり直しになります。

何度か振動を与えて行きながら同時に

目地の間隔も合せながらの一発合せです。

慣れると面白い手加減の要領と感触で手応えを感じながら

決まってくれます。

やはり下地モルタルが硬化し過ぎず・・

早過ぎずの許容時間帯がありますので
下地モルタルの硬化速度などタイミング勝負となります。

目地セメントの仕上もそうです。

時間的に待つべき時は待ち、早く捌くべき時は

手早く対処する。

セメント系の対処は、やはり時間配分やタイミングが

勝負となります。

目地セメントの仕上は水分が切れ掛けた一時間後、頃に

面直しや押え均しをして、

余計な目地セメントの付着部分はスポンジで

タイル表面を水洗いしながら除去します。

それから2~3時間程度、経過すれば

表面の水分がほとんど無くなり白い粉吹き状態になりますので、

それからタイル表面を布で空拭きすれば綺麗に仕上がり完了です。

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タイル仕上はユニットバスやシステムキッチンなどで

かなり使用頻度が少なくなりました。

しかし焼き物素材の風合いや焼結による表面強度など

良い面はかなりありますのでタイル好きの

隠れファンはまだまだ存在し使用は続くと思います。

部分的な補修などは、まだまだ対処機会が多く現れますので
こんなアナログ技法でも今後も必要とされるでしょう。

 

基本対処のコツは少量のモルタルや目地セメントでネタをつくり

本物の捨てるような不要のタイル4~6枚程度などを

コンクリートブロックの面などに試し張りしては

完成段階で終わったら、すぐ剥して付着モルタル

目地を水洗いしタイルは再使用しながら

何度か繰り返し練習すれば何年かの現場体験で収得する

コツを僅か1~2日で掴めるでしょう。・・たぶん