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浴室排水改良1(床タイルの一部補修絡み例01)

浴室洗い場での排水不良を改良です。

昔の納まりなので排水口が単なる目皿金物だけです。

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改良前で、この状態は筒抜け状態なので水吐けは良いですが

下水の悪臭が遡って来たり、嫌な虫なども出入りします。

洗い場の床タイルは今では流通していないと思われる

玉石モザイクタイルです。

やはり在庫持ちの範囲でしか補修材料として

必要になっても調達は出来にくいです。

部分的な補修の時には壊れていても破片を捨てずに

一個一個分解して再使用は出来ますので、
うかつに捨てない様に注意が必要。

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この現場の場合は排水管と目皿金物のサイズが全く合っていません。

納まり不良なので排水が床下地のコンクリートに浸み込みます。

とても雑な納まりですが、時々こんな事例があります。

排水目皿付近のタイル目地は剥がれ安く

防水不良になります。

床下の地盤に排水が垂れ流しとなり

衛生上も好ましくありません。

排水口付近が欠けて来たらなるべく早めに

補修しましょう。

 

補修のコツは湿気がある状態で補修するなら

目地セメントを使用すると湿式の素材なので湿り気があっても

汚れなどが除去できていれば補修可能です。

 

しかし、仕上げ後の養生時間が必要なので、

すぐには風呂が使用できないです。

高額ですがエポキシパテなどの補修剤で埋めて直すなら、

すぐ使用可能です。
 

乾式工法としては湿り部分をドライヤーなどで

強制乾燥させた後に防カビ剤配合済みの

シリコンコーキングで補修も有効です。

 

この場合も養生時間が必要なので、当日には

風呂が使用できません。

排水目皿本体や受金具が破損したら、

なるべく早めに取替えするのが重要です。

ゴミよけの目皿がなくなったまま放置し大穴のままは

シャンプーやソープのキャップなど異物が

排水管に落ちて詰ると浴槽の取り外しなど

高額な修理工事になります。
 

悪臭や虫の遡りを無くするにはワントラップ付きの

排水金物に取り替えます。

材質はアルミダイキャストの物が昔から有り安いですが

洗浄剤やモルタルアルカリ性分などと化学反応を起こし

径年後には腐食して穴が空く事例が多いです。

できれば価格が高くてもステンレス製が良いでしょう。

ワントラップ排水金具にすれば異臭などは無くなりますが
封水機能で溜まり水の抵抗により水吐けは

筒抜け排水よりは悪くなります。

そして髪の毛など詰り物が引っ掛かりやすくなり

時が経つにつれ水吐けが益々悪くなる条件が増えます。

常にトラップ部分の掃除が必要となり維持管理が

面倒にはなりますが、排水管への異物混入詰りの心配も、

ほとんど無くなり安全性や防臭性は増します。

水吐け時間の問題を解決するにはトラップが深いサイズや

広いサイズの角マスや排水ユニットなど大型の排水金物にすれば

材料は、かなり高額になりますが
水吐け時間の問題は少なくなります。
 

ワントラップ付き排水金具へ後からの取付で施工の難点では
埋設されている排水管を適性長さで切断するのが、

もっとも困難な作業となります。

その問題は工夫した工具や専用具として販売されている工具で

対処すれば簡単です。

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