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水漏れ修理1(水栓器具接続不良)

浴室の混合水栓器具の修理です。

御客様がホームセンターから買ってきて

古い混合栓を外し新たに御自分で取り替えたらしいです。

 

しかし・・後から水漏れしているらしいとの事で

修理の依頼でした。

御客様が自分で水漏れらしい兆候を発見したと言う

外部の基礎廻りを見ると、
こんな感じで、確かに明らかに漏れている跡です。

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浴室の混合水栓器具を使用しない時でも常時、

漏れている状態です。

単なる接続不良か?内部で配管の破損か?

いずれにしても早めの対処が必要です。

このように人目に付く水漏れは発見が早く

対処も早く出来ます。

僅かな違いで外へ水漏れせずに内部の見えない所へ

常時、濾水していれば・・
なかなか気付かずに大変な事になります。

浴室内部を調査の為に全体を見ると、こんな感じです。

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内部のタイル面には濾水跡が見えず、

内部からだけの早期発見は出来なかったでしょう。

中はすでに濾水状態である事を知ったうえで近づき

良く観察すると色々な濾水原因になりそうな納まり跡が見えます。

まず第一に良く有るパターンとして捻じ込み部分の

底付き接続不良が予測されます。

底付きによる防水不良には二種類ほど有って

既存の水栓配管ネジに捻じ込んだ水栓側のオンネジが

突き当たり防水シールテープの密着抵抗と勘違いする事です。

しかしこれは偏芯管が一定の角度で固定されてしまうので

気付く事があります。

二番目の例はこの現場のように偏芯管ネジの入り代が

限界になってしまい座金が偏芯管の曲がり部分に当たり、

まったく余裕が無い状態です。

それがこんな状態。

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別な水漏れ原因としては湯と水の配管間隔が広く

偏芯管の角度が水平に近くて
理想角度ではなく遊びに余裕が無い場合です。

よって混合水栓の組合せの時に、ゆるめ戻しなどにより

接続不良になる事も有り。

一番、恐れるのは配管に捻じ込みの時に強く締め過ぎて
既存配管が壁の中で破損して濾水している場合です。

この場合は大変な事になり修理費用も時間も、

かなり増します。

バラしてみると偏芯管の座金との底付き障害でした。

それと、おそらくシールテープの巻厚さ不足や

空滑り、などの防水不良かと思います。

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既存配管がタイル壁面より引っ込み代が深かすぎます。

本来なら長さ10㎜程度の継ぎ足しオンメンの

ソケット(俗称ザルボ)を接続するか?

シールテープの巻き付け要領策で解決できそうな、

基本要領で失敗のパターンです。

ここでは捻じ込み代はギリギリ可能な範囲だったので
シールテープの巻き付け要領策を改良して

取付直しに挑みました。

混合水栓の偏芯管ネジは滑り止め加工をしていない

普及品タイプだったのでプライヤーでネジ山を挟んで

僅かに傷付けてシールテープの空滑り防止策をしました。

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止水栓付きなどグレードの高い水栓器具の偏芯管ネジ山には
最初から滑り止め加工してある物がありますし

ネジ山がもっと長いのが多いです。

接続不良や底付きミスの回避をする捻じ込み取付前の

コツはシールテープの巻き付け前に空ネジで捻じ込み試しを

してみるのが有力かと思います。

テープが無くて何回転で底付きになるか?
その場合の角度はどの位置で止まり限界になるか?
それを確認していれば、それ以上の回転数で無理に

捻じ込み過ぎは回避できます。

 

既存配管を破壊しない捻じ込み領域と底付きした時の

出入り深さ位置などが事前に解ります。
 

接続前にはタイルとの隙間が多過ぎて後で器具の緩みや

シャワーの水などが隙間から入り配管や下地が

腐食しないようにシリコンコーキングを隙間に

充填してから接続しました。

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接続の後は時間経過をみて通水して濾水なしの

複数回確認で解決となり無事、完了しました。