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屋根塗装2(大手プレハブの古い物件02)

前ページからの続きです。


屋根補修の続きで再び前ページ納まり不良の予測図を

再び掲げます。

 

どうして水捌けが悪くなるのか?・・は

元々納まりには無理が有る所が各所に存在するのを

断面図でイメージできれば色々な判断がしやすいからです。

 

三次元で立体的に想像しにくい事は二次元の簡単図に

置き換えれば余計な情報が少なくなります。

 

そこで形や位置、厚さなどの細さ、太さなどを想像し

それがどの程度重なっているか?を

見た目で解りやすいように実際にスケッチしたり空想すると

判断しやすい時が良く有ります。

 

どんな大きな家でも図で書ける部分的な小さなピースで

組み合わされている物だ、とも言えます。

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取りあえず軒裏を修理する前に一見、位置的にも、

なんの関係もないような所ですが二階の屋根で水吐けを良くして

納まり環境を改善し耐久性を増す為の瓦棒板金葺きに塗装します。
 

屋根の板金補修や、このような塗装作業では

基本要領として歩く場所を制限します。

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屋根上を歩くときに体重の負荷を掛ける踏み場所は

突起の瓦棒部分に限定します。

 

丸印の部分が歩く場所。

平の部分は広く歩きやすいですが陥没や歪みの恐れが有るので、

なるべく踏みません。

どうしても頻繁に歩行する場合は歩み板や

厚みのある合板などの養生板を敷いて歩きます。

軒先付近の板金表面には逆勾配の、

くぼみが、うっすら見えます。

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唐草板金の僅かな重ねが有るだけで勾配が戻りますので

水の切れが悪くなります。

屋根勾配が10/100以上あれば水は切れますがこの現場のように

陸屋根は僅かな勾配なので

薄い板金の折り曲げ加工や僅かな重ね厚さでも勾配戻りで

雨水の自然な流れ落ちには障害となります。

まして板金葺きの平部分を、うっかり踏んで陥没させると・・

さらに深い水溜まりになるので要注意。
 

塗装をする事で雨水の流れは良くなりましたが

元々、屋根勾配が緩過ぎなので根本的問題は残ります。

本格的に改善するなら、既存屋根の上に20/100以上の

勾配を付けた屋根組の野地板を重ねて作り

再び板金葺きなどで重ね屋根にするのが得策となります。

 

又は塗膜の厚い弾性系の塗料で塗りつぶしか?

も考えられますが納まりで色々な無理が有りそうです。
 

軒裏の補修は別の機会にアップできたら紹介しますが、

この件はひとまず、これで終了します。