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雨洩り工事5−3(折板ルーフの難解な修理)

前ページからの続きです。


いよいよ、根本的な対処に着手。

隠されていた部分を剥がして丹念に調査しました。

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最初の雨洩りから何度も業者が入れ換わり手を付けたにも関わらず

未解決の原因は何処なのか?とても興味があります。

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最初の業者が施した巾の広い板金の重ね張りを剥がすと・・

それ以前のコーキング跡が色々。

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多分、板金の二重張り以前に何度も手を掛けていたはず。

黒い色のアスファルトピッチ材はまったく余計な処置で
土手の堤防になり水の切れが悪くなっています。

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かなり怪しいコーナー部分の元から有る水切り板金。

無理やり、こじ開けて見ると・・大発見!

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重ね代の奥が立ち上げもコーキングも無しでガラ空き!

これなら吹き込み雨は確実に簡単に雨洩りします。

さらに、後から塗りたくったコーキング剤と

アスファルトピッチのダンゴ盛り。

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これなら水の切れはかなり悪くなるはず。

折板ルーフの被り代もコーキングしてあるので

完璧な潰しなら良いですが・・

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途中でピンホールや隙間か有れば、やはり水は切れず

溜まり逆流の原因となります。

この付近が雨洩りする大きな原因は明らかになりました。

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まず折板ルーフの屋根材の張り仕舞が縦長に

大きな空洞があります。

巾寸法が届かず半端を切り込むも狭過ぎて

手を抜いた納まり。

そしてコーナー部分の雨押さえ水切り板金の

重ね代を防水処置をしていない完全な手抜き工事。

これは最初の躯体に問題が有る設計と施工のミス?

どちらかと言えば施工の配慮が足らないのが原因。

多分、設計では端の空間が出来ない様にピタッと

付く予定だったのかも?

屋根を張る時に端から成行張りしてしまい

位置がずれた可能性があります。

この入り隅部分から張り始め両端に逃げ張りすれば
ピタッと屋根材の納まりは決まっていたかも知れない。

それが理由でないと、この躯体は大手建設メーカーの

量販品建物。

同じ欠陥、納まりを放置して販売する訳は無く

設計では問題なかったのかも?

やはり施工者と現場監督の指示ミスが濃厚。

この程度の納まり巾のズレミスは屋根材の枚数が多いので
成行張りなら5㎜程度の伸縮加減で10枚なら

5㎝程度は伸びたり縮んだりで
約10㎝範囲は調整可能なはず。

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後から余計に悪くなった原因は重ね張りの板金を止めていた

ビス穴が防水処置無しなので
吹き溜まりの場合は雨洩りが追加されたと思います。

次に余計なコーキングやアスファルトピッチなどの

中途半端な詰め物処置で逆流なども原因。

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とにかく余計な付着物を剥がし水の切れを良くして掃除してから
肝心な部分はシリコンコーキングなどで奥の方を防水処置。

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その他の部分までは剥がす事が困難なので

雨洩り部分以外は放置。

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以上で押入れ付近の雨洩り対処として外部は完了し

内部の洩れ跡、補修へと続きます。

ところが、これ以降は別な追加処置が必要な事が、

あきらかになる展開となります。

次に続く。