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雨洩り工事6−1(押入のカビ発生の原因探しと対策)

集合住宅の雨洩り事例です。

賃貸物件の二階部分で雨洩りによるカビ発生の対策。

入居者様が使用中の二階、押入に多量のカビが発生との事で調査。

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押入れ中段から下の内壁と床部分が湿気を含み

黒いカビの浸み跡が、たくさん付いています。

合板材の応力は、まだ有りますし幸い腐食には至っていません。

外壁面の向きは西方向。

これが北面なら・・冬場では、定例の北面外壁での

自然、結露条件でのカビに当てはまりますが、

それでは無さそう。

外観を調べると、色々と原因らしき状況が伺えます。

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外回りには色々な雨洩り原因が潜んでいます。

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まずは軒先の出巾が少ないケラバの外壁の納まり。

最近は妻側の軒先が無い屋根形状や外壁の直立ちで軒が無い外壁でも

窓庇を省いたシンプルな納まりも多く見られます。

雨洩りしている外壁付近には配線設備などの収納ボックッスなどが、

たくさん取り付いています。

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外壁はサイディング横張りタイプで継ぎ手の目地も

コーキングがかなり劣化しています。

屋根の上も根本的な雨洩りヶ所が有るか否か調べました。

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二階のカラーベスト、コロニアルの端が怪しい所はありますが・・

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カラーベスト材で端部の割り付けが少し足らず差し込み不足気味です。

防水下地のルーフィング材、敷き込みの納まりが良ければ

この程度なら問題なしですが解体しないと不明。

懸念されるのは屋根葺きを先行する為に
軒先の出がまったく無い外壁サイディング横張りの

防水シートの上部が突き付けのみなら・・
屋根からの濾水が有れば外壁面に浸みてくる可能性は有ります。

屋根葺き時にルーフィングシートの端部を外壁防水シートの上に

被り重ねや伸ばしているなら良し。

外壁施工と防水納まりが連係出来たか否か?は、

剥がしてみないと解りませんが疑いのある所。

次に続く。