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建具修理4(浴室引き違いサッシ戸車取替え失敗例)

古い浴室の出入り口がアルミ引き違い建具で

戸車修理の事例です。

 

この案件は貴重な失敗のを得た反面業者の経過報告です。

参考になれば幸いです。


浴室の開け閉めは使用頻度が高く、さらに湿気環境なので

駆動部品の消耗は早いです。

戸車の交換が必要な場合は開け閉めの感触で解ります。

重かったり擦れる音やガタガタ振動の動きなどは徐々に増します。
 

最初の見立てでは建具を外して厳重に調査をせずに

見た目だけで状況判断してしまいました。(^_^;)

 

浴室の建具は本体も枠も常に濡れており、さらにゴミや

汚れの付着も有り手を汚してまで建具を外して調べなくても

予測は付くとタカをくくり詳しい事前調査をパスしました。

 

これが・・大間違いで後に大きな影響を及ぼします。

(※この事例に関わる時はここに注意して下さい。)

 

普通は取替え用の挟み込みタイプの取替え部品の調達で

簡単に修理が可能。・・と思い着手しましたが

見た手違いで読みが甘く・・予測外の展開となり

思わぬ手間が掛かる事になりました。
 

建具を外して裏の戸車を見ると錆びて固着し

使用不能である事は予測通りですが・・

 

外れる部分だけ取り、困難な部分は無理に外さなくても

ズラして新規に戸車を抱かせば可能と事前の判断。

 

現実に過去事例では、それで納まった事は何度も経験済みなので

固定観念になっていました。

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しかし・・挟み込みタイプの取替え戸車が予定通り納まらない。

 

下枠フレームが真芯ではなく偏芯の形状。

しかも下場の納まりも並行ではなくエッジに段差があるタイプ。

この納まりは外部に取り付けるサッシの場合は暴風雨で吹き込み防止の為に

外側下がりで段付け納まりが多い。

汎用タイプの差し込専用の取替え戸車は両端が引っ掛かり

浮いた状態で高さが納まる形状が必要。

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このようにフレームの下場が段差の場合は傾いて変形し

スムーズに戸車が回転しません。

固着した古い戸車も無理してでも外さなければ高さがレールに当たり

アルミレールが削れてしまうほど開閉困難。

撤去するのも錆び付いて枠とは簡単には外れず仕方なく

下枠だけを外して分解する方向に事態は急展開。(^_^;)

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外そうとする枠組み用のビスも固着して、とても外れにくく、

ヘタするとビス頭を潰してしまえば下枠フレームが、

さらに外れにくくなるので慎重にビスを緩めて、

なんとか下枠フレームの解体成功。

後は固着した古い戸車を無事に外し底に高さ調整の

硬い目のパッキンを入れ込み汎用タイプの

差し込、取替え戸車の両端を切断し落し込み接着して

取り付けて無事に汎用部品で解決できました。
 

純正の専用タイプを前もって調達するには品番を調べて手配し

汎用品とは比較ならない調達の手間が掛かります。

しかも古ければ調達不可能の場合も有り

部品調達、実現の可能性は不明です。
 

いずれにしても取替え戸車は車輪の素材が金属と

樹脂や丸型か平型か?
素材と形状の違いで4パターンが有ります。

 

それらも事前に調べるには建具を外して確認が必要です。

このように下枠フレームの断面が段差形状か?平行か?

又は、芯か?偏芯か?など重要要素は・・事前調査が必須。

最近は、このような偏芯で段違い専用の取替え戸車は

互換品が多く販売され調達はし易くなりました。

いずれにしても固着した古い部材の解体外しには

用具の選択や基本要領は必要です。