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人は最終的に[土いじり]が究極の趣味になるらしい?

一般住宅に関する修理やリフォームで

建築関係がメインのつもりでやっています。

しかし近年に植木物の枝葉の粗落としや幹の切断、

引抜き、移植などをレパートリーにしてからは
依頼案件も多く、草木に関して今までに味わった事の無い

興味に惹かれる時があります。

遥か大昔の家を持たない人類は洞窟や植物を

屋根代わりに雨露を凌いで生き長らえてきた為に
生命の基本環境として自然との絆が有るのかもしれません。

 

人も最後で絶えれば、すべて水蒸気や土壌に帰るらしいのも頷けます。

御客様は枯れ木を抜いて別な樹種で植え替えてほしいとの

御要望が有りました。

 

私は・・植木関係の知識は全く無くド素人の範囲です。

 

しかも生木の樹種なども解らず枝切りは指示された処は切りますが、

任されたら完璧な判断は出来ず切れば良い所を切らず、

残すべき所を切ったり、挙句は枯れたりで

責任は持てませんよ!・・とね必ず念を押します。

 

「それでも良いから」・・と頼まれる所に

ニーズの不思議な事情や市場の摂理が伺えます。

 

おそらく多能工・職の関りで利便性が有るのではないかと想像します。

 

枯れているので切るか抜くか?の植木です。

 

御客様が剪定も過去は自分で、して来られたらしいです。

 

どうして、このぐらいは御自分でやらないのでしょう?

用具はすべてお持ちです。

 

自分でやればタダで済むのに・・

と思うだけにしたお、けっしてヤボな事を問うてはいけません。

 

この辺りが、単なる案件仕事だけの関りではない

別のコミニュケーションが必要で色々な事に繋がります。
植木取替え?.JPG
枯れるのは病気か水分不足で枯れたのか?原因は不明です。

枯れ木を見ると病的な症状は見れませんので多分、枯れだと思います。

樹種は・・たぶんウバメカシかボウカシ?かも知れません。

 

別のカイヅカブキはハッキリ判別できましたが、この2本は判別不明。

とりあえず枯れているらしいとの事でしたが

根や幹の元付近は腐ってはいません。

もしかすると復活する状態かも知れませんが御客様は

しばらく年数をかけて様子を見たが芽も葉も出ないので

ダメだろうから撤去してほしいとの事。
 

カシの類は幹が細くても根付が強くて引抜きは、とても困難です。

三脚を立てて以前はチェーンブロックのクサリを

巻き付けて引抜きしていました。

それでも良いのですが本体が重いので今回は

軽いベルト巻ウィンチを試しました。

結果論ではチェーンブロックのクサリを巻き付けの方が

引き抜きの作業性は良いです。

ギヤー比の関係で人力の負荷がベルト巻ウィンチは

操作性やロスが多く余計な腕力が必要。

ベルトは長い距離の引き付けは有利ですが

短距離では負荷の効率は無理があります。

使えない事は無いですが使う場所によりけりでした。

危険な所は張力が掛かっている時はワイヤーでも

チェーンブロックのクサリも同じで
外れたらムチでしなるような反発力はとても危険です。

1トンまで可能な表示のベルト巻ウィンチでしたが

表示数値の1/3程度が実用値で負荷は300㎏まで、ぐらいです。
 

抜いた後は新たにシマトリネコの樹種を

事前に用意して有ったので植える事にして穴掘り。
植木取替え?.JPG
前の樹種が枯れた原因は保水不足が原因らしい気がします。

それを感じたのは穴を掘れば底が石ころだらけでした。

抜いた木の根を見れば石ころ付近で横に曲がり

土に接する範囲が少なかった模様。

そこで石ころを除去して土を細かくし直して

腐葉土を少し混ぜて植えました。

根バチ付近は保水しやすい土壌となったので多分、

枯れにくいかもしれません。

しかし、こればかりは保証できませんので

御客様も十分承知して頂いています。

根付くのか?長生きするのか?やはり育ちを楽しむ作業は

完了後に心配と期待が残ります。
 

高齢者で1人暮らしの御客様は作業着を着て長靴も履いて

作業に関わろうとした構えは十分でした。

しかし最初から最後まで傍らで見て居られました。

時々世間話もしながら最後まで手は出さず

経過を観ながら楽しんでいるようでした。

こんな時間帯を共に過ごすのは、とてもアナログ作業ですが

味の有る、時の過ごし方かと感じます。

生木や土に触りながら世間話が出来る程度の現場、末端作業には

特有の魅力を感じる時があります。