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昔のコンクリートブロックの強度は当てにならないかも?

古いブロック塀が、ひび割れしたり剥離する事は良く目にします。

ほとんどが鉄筋のサビ膨張や雨水が浸みこんで

凍結膨張が定番かと思っていました。

しかし別な要因も想定しておかなければ危険です。

最近印象に残ったのが、この現場事例。

テラスのトイがオーバーフローして長年の水漏れによる

浸食が見られ「なんとかの・・一滴、岩をも貫く」とは

良く聞く、ことわざです。

てっきり、この影響でブロック塀が画像のように、

えぐられ浸食されたかと思っていました。

モルタルで簡易補修しようと下塗りを始めた所・・

ボロボロと素地が剥がれるのです。

表面付近は劣化しているので当然かと想い剥がすと止まらない。

指先の爪でも掘れます。

このままいくと中が空っぽになる予感がし

剥がすのをストップして、やっと気が付きました。

製造過程で意図的に内部の物は不良品を詰め込み

表面だけセメントの効いた仕上げた製造の粗悪品でした。

古い基礎コンクリートでもセメント比が

極端に少ない手抜き工事が時々ありますが似たような物です。

とりあえずモルタル下塗りはシーラーなど強化液で補強し

膨張剤など配合し被せるように仕上げました。

見た目のモルタル表面補修は下地が不安定でも

被せ仕上げは可能ですが問題は別な場面で強度が必要な時に

カールプラグや打ち込みアンカーやAYボルトなどを使用の場合は
このようなブロック材に仕込んだ場合は後の結果は、

とても危険な状態になります。

引抜き応力など十分な金物部材を使用しても

仕込み素材がまったく期待できない、まるで粘土で固めた砂か土が
乾燥したような粗悪ブロックの中身です。

 

しかし傍目には、まったく判別できず直に触って気が付く物でした。

昔の年代ではセメントが世界的に不足し

建築現場がストップした時期は何度か有りました。

 

教訓としては見た目がコンクリートブロックの面をしていても

昔の物は当てにならない事ですね。

 

強度テストをするならマイナスのドライバーを

カナヅチで叩いてみても簡単に立ちこみます。

 

しかし崩壊するかも知れないので気を付けましょう。