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システムキッチン取付施工事例(ホーローキッチンパネル・電動昇降ラック・・仕様)

一般的な台所でキッチン機器の取替え事例で、

どの程度の範囲に御客様自身が関われるか?

 

住設機器だけを御客様自身が選択、現物サンプルや詳細は

展示ショールームで確認できるので容易です。

 

しかし、発注以前に納まりサイズや施工が可能か否か?

・・などは経験者に途中と最終確認が必要です。

 

設計段階でも施工に詳しい者がチェックすれば有利ですが、

ショールームでも設計は無料でしてくれます。

 

しかし現場の諸条件に合致するか否か?・・は別問題です。

 

ショールームでの設計は・・機器と機器の組み合わせによる機能や

接続納まりの可能性だけの提案です。

 

取付け現場別の諸条件に照らし合わせるのは

現場監理できる者の判断が必要です。

 

この現場では機器の好みや必要数、及び基本的なレイアウトは

ショールームのプラン資料を利用します。

 

その後に施工監理できる者が現地の条件に適合するか?

判断し修正などで調整します。

 

確定すれば商品を発注です。

 

納期は製品など様々な条件次第ですが約20~30日は必要です。

 

発注時点で取付施工もメーカーに任せるか?なども判断します。

 

メーカー承認の特殊な機器でも取付資格を得ていれば可能です。

 

まずは改造工事前の状態です。

単体キッチンを撤去しシステムキッチンに取替えが御希望。

 

窓は不要なので塞ぎ壁面仕上げの予定。
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まずは不要な単体キッチンや吊り戸棚を外し撤去します。

 

機器を外した裏側の状態が現場によって様々です。
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この現場では吊り戸棚を外すと壁面や天井の一部が下地も無く

ガラ空き状態でした。

こんな事も希には有りますが普通はボードや合板の下地材は

張って有るのが多いですが・・ガラ空き。

大量販促メーカーでプレハブ系の建物や店舗などは

不要な部分は省き合理性を優先にした納まりが有ります。
 

ところが下の画像は流し台の裏面で、ここはキッチリと

タイルを見えない所まで貼っています。
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普通の場合は逆に流しの裏は全く見えないのでモルタル下地塗りか?

下地ボードのままが多く、このように全面タイル仕上げは

不経済なので、ほとんど有りません。

 

システムキッチンに変更なので、流し台の水栓器具は壁面では無く

床からの縦型水栓器具になります。

したがって配管接続位置は変更し排水位置の変更と共に改造します。

 

ガス管の移変も伴います。
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排水の位置替えは現場によって簡単な場合と

非常に困難になる時など様々です。

床組や基礎コンクリートなどで障害が有るか?無いか?で

大きく異なります。
 

排水配管で注意が必要なのは食洗機を設置の場合は

高温の湯水を排水する仕様なので食洗機の専用排水管は

耐熱パイプが必要です。

 

普通のVU管やVP管を使用すると熱で管が変形します。
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元、窓だった壁面は木下地を組込み合板下地で塞ぎます。

 

既存の窓は壊して撤去する必要もなく残します。

ガラス越に内壁裏面がうっすら見える場合は目隠し対策や

防犯対策忘れにならないように注意。
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内壁下地では天井と壁面の上部は吊り戸棚など

重量物を取付予定なので強度が必要です。

そして機器の取付には表面の直線性と水平・垂直や

入り隅付近での角度は大きく仕上がりを左右します。

電動昇降ラックなどを取付の場合は電源配線の必要も有り

機器の使用電力に応じた専用回路が必要。
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見逃しやすいのが食洗機の電源やアース配線は忘れやすいので注意。

 

給湯器のリモコン配線コードの移設も重要。
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吊り戸棚など上部に機器を取り付ける場合は天井との納まりも、

あらかじめ下地補強や直線面の精度も必要。

下地の面材は通常12㎜構造合板が主ですがガスコンロや

レンジフード付近のバックには不燃ボードが必要。

機器を天井面に直付は高さや通りの精度が曖昧なので

少し空けて高低差や歪みを調整できる逃げ代が有効。
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内壁仕上げがキッチンパネルなら硬質系の樹脂板と

鋼板ホーロパネルの二種に大別されます。

この現場では鋼板ホーロパネルでマグネット張付けを

御客様は望んでいました。

 

特殊な素材なので電源など受口部分の切り欠き、

切断カット加工部分はバリ、面取り加工と防錆処置が必須です。

硬質系の樹脂板と鋼板ホーロパネルの大きな違いは

切り欠きの修正が後で必要な場合樹脂製は可能ですが
鋼板ホーロパネルの場合は張った後から切断トイシ使用は不可能で

切り継ぎや穴拡大の加工はとても困難です。
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鋼板ホーロパネルは高価な素材。

 

切断加工する時には特別な技術を要し貼り方にも配慮が必要です。

加工や貼る時の失敗は大損害となります。

 

貼り付け前には必ず仮合せして問題が無いか確めが必要。

間違いがなければ貼り付け準備をします。

 

専用の両面テープを先に必要ピッチで貼り接着剤の塗布。

両面テープは仮止の役目で永久ではなく、

専用接着剤が最終的に安全な固定になる接着方法です。
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貼り付けタイミングは一発合わせなので、

一旦押えたら直ぐでもズラシて左右上下に修正する事は出来ません。

大きなパネルの場合は真ん中を持ち上げて膨らませ

両端を先に決めてから真ん中を後から沈める事は不可能。

両端が両面テープで決まってしまい膨らみが伸びて動いてはくれません。

 

剥す事も出来なくなります。

やはり貼物の要領は片方の端から一点を決め、方向を決定し、

中心を抑えて空気を抜き端に延ばすのが基本です。

 

この要領は内装の化粧シートで粘着張りの決め方とほぼ同じで

多能工のノウハウで共通点となります。
 

横長に大きいサイズ物は下端の決定ラインに真っ直ぐな受け桟木を

仮止めして、その上に置き横位置を決めながら下から貼り押えながら

上に延ばすのが安全な貼り方の一例です。

 

これは外壁サイディングの横張りで張り始めの要領と、

ほぼ同じで、やはり共通ノウハウです。
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張り終えたら念のために表面を当て木と突っ張り棒を用いて

膨れたら困る所を優先に仮り押えします。

真っ直ぐな当て木で押え込まないと接着剤の厚みの違いや

歪による膨れを放置するとラインが歪みます。

仮押さえは強過ぎても弱過ぎても上手く行きません。

 

自然な力加減の仮押さえが必要です。
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いよいよ機器の取付です。

 

取付順番は上部の取付が優先で下の物は後からでないと

落下破損リスク有り。

入り隅側からの取付が基本です。

 

やはり施工し始めの下地作りの段階から直線性や

水平、垂直を注意します。

そして入り隅の角度も直角でないと色々なトラブルとなります。

 

当然、床の起伏や傾斜も影響が出ます。

 

この辺の判断内容は波板の張替えに必要な判断と共通性が有ります。

 

やはり多能工・職 特有の関連が有り、何処かで、

別な職種のノウハウが生かされる優位性が有ります。
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電動昇降ラックは高級品で高価です。

 

取付ミスをすれば重大な損害を及ぼすので注意を要します。

この現場では二台連続なので重量も相当な負荷が掛かります。

 

まして重い物を収納すれば重量は増します。

 

このような最終仕上げの条件を最初の下地作りの段階から予

測し対処していなければなりません。
 

吊り棚やレンジフードを取り付けて上部は完了。

 

やはり天井面には機器の先端固定の為に下地が必要です。

強度的に信頼できる下地の取付位置は重要で機器取り付けた後から

挟んで付けられそうですが後からは困難です。
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上部の取付が完了すれば下部の本体取付です。

 

システムキッチンの構造は箱物の連続組合わせと

シンク付のカウンタートップの1枚物を被せて固定し

付属品を取り付けるパターンが基本です。
 

施工時の共通した配慮は傷つけ防止の養生と安全と

効率の良い作業要領が必要です。

このような箱物ユニット品の施工は補助支援の役割は

絶大な効果があります。

1人で無理をする取付方法もありますが要領を心得て意思の疎通ができる

支援は費用の節約も絶大。
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完了後で左右付近の仕上がり例。
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途中の細かい手順例などはページが多くなり過ぎて

見難くなりますので省いています。

 

近年では通販などでも販売機種が多く、安価ですが

品質も、かなり良くなっており使えるモノは多いです。

ニトリ品の施工例データーも有りますので機会が有ればアップします。

このような施工事例では施工費の約41%以上の範囲で御客様が関わる事が有り

大きな節約が実現しました。