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二階小規模 増築1−7

前ページからの続きです。


最後にベランダのアルミルーフを取り付けます。

当時はポリカーボネート波板屋根材が半分以上の割合で

使用されていました。

樹脂の平板タイプはアクリルが価格的に安く

ポリカの平板は高価で まだまだ売れ筋として

普及はされていませんでした。

アクリルの平板は多少、割安でしたが

割れやすい欠点が有り 総合的にはポリカ波板の方が

信頼性はありました。

この現場では軒先が低いので

出来るだけ高く取付る必要性があります。

下図の二枚は編集加工で斜め端がカットされています。

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既存の低い軒先は波板屋根に一部喰い込みます。

奥の入り隅付近で画像では見えにくいですが、

少しやりにくい納まりでした。

片方の柱は無く既存外壁側に直付けです。

このフレームの位置関係を最初に決定するのが要点かと思います。

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当時はこれで良かれと思い施工しました。

波板も張り込み仕上となり、こんな感じです。

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アルミルーフ波板納まり既製品の欠点としては
波板用、樹脂製のワンタッチフック部品の数量が少ない事です。

波板の継ぎ手と中、二ヶ所を止める数量しかありません。

強風ではバタ付きや剥がれのトラブルが起こります。

中、三ヶ所を止めるのが安全かと思います。

現在では当時の樹脂製ワンタッチフックは劣化して脆くなり
耐久性が悪くほとんど使用しませんが当時はまったく恐れも無く
ワンタッチの便利さで多用していました。

現在はポリカフックが、とても使いやすく耐久性も良さそうです。

雨トイの排水方向は逆向き側から別の排水経路を作った方が

よかったかも知れませんがベランダの床勾配が

既存建物寄りに傾斜がつく納まりなので、
こぼれた雨水の流れは同じように建物側に寄ります。

これを打開するには最初の構造設計で考慮しなければならず、
少し納まりも悪く手が掛かり予算もオーバするので

仕方の無い判断では有りました。

以上で小規模、増築事例を終わります。