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屋根修理1-2(釉薬瓦で台風の被害対策)

前ページからの続きです。


二階の屋根は釉薬瓦で剥がれてはいませんでしたが全体に

タツキが多い状態。

釉薬瓦の品質は和型、洋型を問わず製造会社の精度により

特に昔の形は仕上げ寸法のムラは多いです。

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一枚ごとに焼き物特有の違いがありメーカーと

品質グレードの差によって精度の違いが大きい。

特に昔の品質は、かなり悪いものが多い年代が有りました。
 

オイルショックの時代は、あらゆる物資不足で素材原料や

燃料などが入手困難な時が有り
品質は悪くても手に入れば有りがたい年代も有りました。

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上の画像のように自然の割れや剥離など

様々な不良品現象が出てきます。

その頃の製造品は品質ムラが多く合わせ目が空いたり

ヒビ割れが発生など症状は色々。

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釉薬瓦のサイズも地方によって異なりますが此方では坪当りの

必要枚数で違いがあり大き目と小さ目の二種があり昔は小さ目が多い。
 

一坪当たりの必要枚数で(・・53・57・60・・枚)

57・・ゴンヒチなどと呼ぶのを聞いた事があります。

俗称で大きさの表現をしていたと思います。

 

一坪当たりの必要枚数が多いほど働き寸法が小さく・・

逆に枚数が少ない呼び名は働き寸法が大きい瓦で

仕事が、し易いとされています。
 

隙間が有る所を剥がして見るとやはり吹き込みで

雨洩り跡が多少あります。

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ルーフィング下地も薄いフェルト系なので

雨洩りを防ぐ防水効果はほとんど無し。

フェルトの重ね代も少なく劣化して野地板が丸見え。

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一部が、こんな状態なら全体が同じはず。

瓦がまだ持ちこたえるならルーフィング下地は張り替えて

並べ替えをして悪い瓦だけ入れ替えが望ましい。
 

普通の雨なら洩らないので状況を説明してから

御客様の判断となりました。

台風被害の応急処置はとりあえず終えて一区切りつきました。

 

これでこの件は終わりです。