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基礎の補強修理2-2(欠陥住宅と指摘される現象かも?)

前ページからの続きです。

 

この基礎補修、抱合せ補強は予算条件に縛られず想いのままに

対処できて後からの出来高払いではありません。

御客様の意向では建物全体が色々な場所で不具合が見られるので

欠陥住宅の可能性が有り、気になる、すべての場所に

十分な手を入れるつもりは無く自分が住んでいる間で重要な所だけ、

持ちこたえる程度の維持をしたいとの事です。
 

したがって予算以内の簡易な方法で効果のある内容にして、

その他の場所に予算を回したいとの御希望があります。

本格的な修理なら真下のひび割れた部分はすべて取り去り

コンクリートの打ち込み直しをしたいのですが・・
それなら費用はビックリするほど必要でしょうし、この部分だけではなく

他の場所の基礎も似たような条件なら基礎廻りだけでも大変な金額。

 

さらに室内など、他の部分にもたくさんの費用が、

かかるなら建替えがマシ。
 

抱合せ補強などで部分的に暫定的な処置を御希望されたので

施工内容は簡易対処。
 

建物全体や耐久年数などを考慮すれば暫定的な処置で十分との事で

御客様は希望でもあり御納得されています。

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剥がれた部分のモルタル補修と表面剥がし落しと

ケレンの下地処置も終えて地盤の掘り方に進みます。

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必要最低限の巾と深さで掘り進めて古い

ベースコンクリートまででストップ。

ヘタに巾広く深く掘り過ぎると地盤が不安定になり

余計なリスクが増します。

抱合せ修理に障害となる水栓柱と縦トイは浮かせて

臨時移変で動かして仮設します。
 
水栓柱は撤去してもいいのですが御客様が庭の

水やりに使用したり施工中も水が必要なので生かして移動。

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ベースコンクリートと既存基礎壁面に差し鉄筋の仕込みをします。

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下のベースコンクリートへの差し筋は、あまり効果は無く

新たな横筋用の受け柱、程度。

横つなぎの差し筋が有る程度の効果を期待しつつ仕込みますが、

そもそも残りの基礎に信頼性がないのです。

差し筋は余分の長さを横に曲げて横筋と仮ツナギ。

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後は型枠のツナギ用のセパレーターボルトを仕込み。

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抱合せ補強なので既存残り基礎との連結を期待します。

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できればコンクリート接着用シーラー液を塗りたい工程ですが

当時はパスしてしまったのが心残りです。

 

たとえシーラー補強液を塗っても表面層だけなので

奥の脆いコンクリートの補強には期待できません。


既存残りのコンクリートは水洗いして埃などは無くして保水も

十分にしておき抱合せのコンクリート打設時には

付着率を高まるように期待を込めます。

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鉄筋コンクリートの基本である鉄筋のカブリ厚さが3cm以上の

規定に従うと、最低でも7cm以上が抱き合せコンクリート

必要厚さとなります。

次は型枠組へと続く。