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和形スレート屋根瓦の雨洩り修理02

前ページからの続きです。

 

捨て板金入れの続きで出口が面倒です。

 

このように途中で瓦の外に排出する為に無理に曲げたり

潰す必要が有ります。

雨洩り修理12.JPG

瓦の重ねの隙間から出すので工夫が必要。

 

こんな無理をせずに軒先のトイまで瓦の下で長く

延長する場合も有ります。

 

板金には折り返しが必要で、↓ここが瓦桟木と高さがダブリで

理気味の納まりが定番の所。

雨洩り修理13.JPG

捨て板金の固定は直接穴あけして釘やビス止めできないので

吊り子で先を折り曲げて挟み本体に干渉しないギリギリ位置で

動かないように固定します。

 

これも定番らしく多用されています。

 

しかたなく直止めしコーキングしても、そんなに

大きな問題にはなりません。

 

とにかくルーフィングシートの二重張りで巻き上げだけでも

良いぐらい。

 

奥に侵入した水の排出対策を、していればよいだけの事です。

雨洩り修理14.JPG

捨て板金の入れ込み固定が終えれば地瓦の葺き戻し並べです。

 

釘抜止めの定位置で釘を打込めば、せっかく入れた捨て板金に

穴が開く悪いところなので接着だけ。

雨洩り修理15.JPG

並べるだけでも嚙み合うので簡単には動きません。

 

通常は置くだけや所々、針金で吊り下げ止めが多いです。

雨洩り修理16地瓦並べ戻し.JPG

こんな状態が標準納まりでは多く見れます。

 

捨て板金が入っていれば、↓このように目視出来ます。

雨洩り修理19地瓦並べ戻し.JPG

なんとか奥の雨洩り対策は出来ました。

雨洩り修理17地瓦並べ戻し.JPG

ここからは面倒なノシ瓦の積み戻しですが雨押さえ水切り板金が

すでに上にあるので施工は困難で限界が有ります。

 

無理やり入れ込む納まりとなります。

 

こんな作業になるので、臨時に物を置く場所や

寝転んで作業するので、やはり簡易でも足場は必要です。

雨洩り修理18地瓦並べ戻し.JPG

瓦葺き専用の練り土も袋に入り店によれば

販売されていますので最近は便利です。

 

練り土を奥に詰込みモルタルを表面に塗りながら土手にして

ノシ瓦を入れ込み落ち着かせながら並べます。

雨洩り修理20ノシ瓦並べ戻し.JPG

雨押さえ水切り板金の端は僅かに上に浮きますので

二段目は差し込みコーキングだけで接着します。

 

この辺りはレンガ、ブロック積込などと同様に微妙な

手加減が必要ですが、ほぼ共通のノウハウと体感です。

 

土やモルタルと樹脂コーキングの素材が変化する状態と

ノシ瓦の自重と屋根勾配によるズレ荷重が作用する

文章説明では理解できにくい現場作業特有の体感で得る

実感は面白みが有ります。

 

しかし、これが、やらされ仕事なら、とても嫌で

苦痛な作業となります。

 

この問題を解決しないと簡単でも難しくても同じなので、

やはり関わり方の違いでしょうか。たらーっ

 

結論は・・雇用形態ではなく小さくても、価値観や立場が

ガラリと変わる自営で関わるのが興味深い印象になりやすい

大きな分かれ道かも知れません。

雨洩り修理21ノシ瓦の積み戻し完了.JPG

仮設足場も外し水洗い掃除もして完了です。

 

その後、台風の後でも風向きが色々な条件でも雨水の浸入は無くなり

改善の効果は有ったようです。

 

それでも絶対解決とは言えません。

他の要因が絡む事が有りますので100%では有りません。