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台所のシングルレバー混合水栓取替ノウハウ

台所の壁付けシングルレバー混合水栓の水が止まり切らないので取替修理です。

 

内部のカートリッジ交換部品の修理も考えられますが本体の取替です。

 

レバーが旧式タイプであり、新式との大きな違いは

メーカーにもよりますが旧式はレバーを下げたら水が出るので

モノが落ちてレバーに当たると水が出放しとなります。

 

酷い時は交通量多い道端の住環境なら重い車の振動が続くと

水栓器具のレバーの自重だけで連続振動の影響で

徐々にレバーが下がり水がポタポタと洩れることも有り得ます。

※身近では、その原因水漏れは体験していませんが・・

 地震で物が落ちて水が出っ放しは絶対有りです!

 

この際に新式タイプに交換することになりました。

 

現在ではレバーを下にすると水は止まるのが通例になっています。

シングルレバー取替01施工直前.JPG

まずは偏芯クランク部品を丁寧に慎重に外します。

 

この時に内部の配管が古過ぎたり破損寸前なら

トルクを掛け過ぎると壁の内部で壊れる時が有ります。

 

どんな時も、このリスクが付きまといます。

 

そうなる事も想定はしておき、そうなったら

どんな事に繋がっていくか?

現実的な予測は必要です。なにも無かったら幸い。

もし有ったとしても不思議では無いです。

 

モンキースパナで急激な力を掛けずに偏芯管を慎重に外します。

シングルレバー取替02施工途中?分解.JPG

そんなトラブルの予兆、気配や見た目や触った時のグラツキ、

感触など色々な現象で予測し

事前に察知、警戒と安心感の判断をします。

 

破損する現実を疑似体験でも味わうのが一番、経験上は解り易く

必要な事かも知れません。

 

何十年間に一回あるか無いか?程度の事ですが、

とても大切な現実味の体感です。

 

できれば通水条件でのシュミレーションで破損時の現象と

負荷の限界などを疑似体験しておくのがベストです。
シングルレバー取替04施工途中?.JPG

偏芯管が無事に外れたら

古い配管の接続ネジなど中の異物を除去をします。

シングルレバー取替05施工途中?ゴミ.JPG

古いシールテープの残りカスや錆びなど異物は

出口付近の見える範囲でも丁寧に取り去ります。

 

しかし配管内部の異物がすべて取れたわけでは有りません。

 

とりあえず出口の処理だけです。

 

次は新品の偏芯クランク部品をシールテープを巻かずに

空ネジで何回、廻り底付きでストップするか?

 

底付き位置を捻じ込み回数で事前に把握しておくのが必須です。

 

この回数を知らずに、あと半回転増しが可能かも?と

締めた時に負荷の掛け過ぎと底付き現象で

内部の配管が破損する原因となるからです。

 

底付き限度を捻じ込み回数で先に知れば安全範囲内で

回転数と負荷の掛け過ぎは防げます。

シングルレバー取替06施工途中?クランク取付.JPG

その次に良く有る基本ノウハウの決定的な違いとして知られるのが

シールテープの巻き方要領。

 

下図では↓見た目でアウトです。

やってみて、なぜ?ダメなのか?色々な観点から体感が必要。

シングルレバー取替07施工途中?シールテープ不良.JPG

絶対にダメか?と言えば、そうでもなく巻く方向は良いですが

シールの収納ケースが引っ張り勝手ではなく

ゆるみ勝手なのでシールの締め付けが困難な形になってます。

 

これでも出来ない事はないのですが効率がまったく違うのです。

 

絞まり具合など体感による結果が僅かな向きの違いだけで

能率が大きく異なり些細な事に拘る

専門技能ノウハウは、こんな些細な事が売りネタとなります。

 

当然、巻き方向が時計廻りが正解で逆はダメなのは言うまでも無い、

もっと低次元の、お約束ルールです。

 

下図は↓正攻法で、すんなり締り、能率はとても良いです。

やってみれぱ違いが分かります。

これらは基本ノウハウの中に含まれる単体ピースとなる

最小単位のノウハウ形成の部品みたいな事です。

※さらに分解して・・シールテープ・・って何?

 時計巻き?半時計巻きって何?・・も部品の部品です。(^_^;)

シングルレバー取替08施工途中?シールテープ正解.JPG

偏芯クランク部品の取り付けは、ほぼ完了で後は微調整です。

 

この段階でもノウハウが必要で右と左では仮止め位置が

増し締め予定位置の手前で止めます。

 

正常予定位置を通り過ぎては戻す事で緩み

接続不良で後で根元から水漏れします。

 

予定位置の手前で仮止めし微調整で締り加減になるように

・・決して戻さないのが理想です。

シングルレバー取替09施工途中?.JPG

接続には偏芯パッキン部品を入れます。

フィルター付きや逆止弁付きや・・なにもなく

普通のゴムパッキンなど・・機種により様々です。

 

高級品になれば配管の出入り調整が出来る、押したり

引いたりできる納まりも有ります。

 

偏芯クランク管も長過ぎて流し台に当たり回転出来ない場合も

一回転せずに取り付け可能なタイプも有り様々で面白いです。

シングルレバー取替10施工途中?ゴミ吹き出し前.JPG

一番、安いタイプも有りますが、やはり、このように

止水栓が付いているのが無難です。

 

吐水不良のトラブルになっても元栓を閉めて修理する時に

家の中すべての水道が使えない事が回避できる事があります。

 

偏芯クランク管の取付けとシングルレバー本体の仮合わせで

クランクの角度をほぼ決めます。

 

それから水栓器具の止水栓バルブを閉めてから

水道メータに有る元栓を解除し通水テストします。

シングルレバー取替11施工途中?ゴミ吹き出し前?.JPG

水栓器具のバルブ止水栓を、静かに、ゆるめて水を出し

徐々に水量を増して配管内の異物を強制的に水圧で吐き出します。

 

古い鉄管の配管なら手前に洗面器などでカバーしてから思い切り

水を勢いよく出し古い配管内の異物を吐き出したりもします。

下図ていどのチョロチョロ水量なら↓重い異物は出ません。

シングルレバー取替12施工途中?ゴミ吹き出し?.JPG

お湯の方も同じく異物の吐き出し作業をしてから

バルブを閉めて水漏れの有無を調べます。

シングルレバー取替13施工途中?ゴミ吹き出し?.JPG

接続不良による水漏れ確認には、ある程度の時間待ちも必要です。

 

本体の接続前にはフィルター付きパッキンなどを

向きの制約を確認し取付ます。

シングルレバー取替14施工途中?.JPG

逆止弁付きのバッキンは裏表の向きはとても大切です。

 

部品の穴に息を吹きかけて・・抜けるのが配管側。

逆戻りで、息が抜けないのが・・吐水パイプ側です。

シングルレバー取替15施工途中?.JPG

本体を取り付けたらボディの水平を見ながら

偏芯クランクの角度を決めます。

 

角度の調整には増し締め勝手が優先で、

行き過ぎたりして戻さないのが御約束です。

シングルレバー取替16施工途中?.JPG

本体の取付が完了したら水と湯の、それそれの止水栓を開けて

それぞれの配管系統の使用テストとなります。

シングルレバー取替17施工途中?開栓.JPG

まずはレバーを右側操作で水の通水テスト。↓

シングルレバー取替18施工途中?テスト.JPG

レバーを左が操作で、お湯の通水テスト。

 

熱いのが出るのも確認します。

お湯側は水側よりも勢いが少し少なくて当然です。

給湯器で減圧されているので水圧が低くて当然です。

 

御客様に時々、水と、お湯が量や勢いが違うと質問されますが

・・普通は、それで当たり前。

 

もしどちらかが出なければ逆止弁の部品を逆向きで

組立接続されているか?お湯側が水道メーターの元栓を

開けているのに水栓器具のお湯側バルブを開けても

蛇口からお湯が出ないのは・・給湯器の給水バルブを

閉めているか?電源がオフになっているか?・・と思います。

シングルレバー取替19施工途中?テスト?湯.JPG

これで完了しました。

自力対処に興味ある方は・・ぜひ、ご自分でも御試し下さい。

 

この汎用タイプは量販、普及品で本体費は約¥8,800前後です。

 

やはり異物の吐き出し処理と配管の破損防止策の配慮がコツかと思います。