住いの困り事解決・モノ・事、創りで実用、実益!

住いの困り事、解決や希望実現の提供!

床の表面フワフワ感の修理2/3床収納庫取付と床下補強

床板のフワフワ部分を床下からの補強の為に

将来的に有利な場所に出入り口を取付ます。

 

現場では作業スペースを作る為にゴミ飛散防止の為に

ブルーシートなどを敷きます。

 

この辺りは誰でも出来る簡易で容易な作業ですが

その必要度合いと最初から最後までの展開を予測できないと

十分な対処は出来ません。

 

やはり、その先の実動作業をしてみたり関わった事が有るか?否か?

など経験から必要度合いが分かるのです。

 

早い話が、どうなるるから・・どうする・・こうする

・・でないと・・こんな困った事になる!

などと一連のストーリーが語れる必要が有ります。

 

なにもかもに対してではなく、その日だけで

何時頃まで区切りがつく範囲で、これから先に、やろうとする

内容だけに限定した物語の把握です。

 

この養生や必要具の準備、お膳立てのアシスタントに専念する

パートだけを担当しても、その役割の価値や適応範囲は広いです。

床下補修?作業シート養生や材料備.JPG

次は取り付けようとする床下収納庫の現物確認です。

 

これも他の判断と同じく中身はどうなって、どのように組立、取り付けて

どんな事に注意をしないと、どんな大変な事になるのか?・・など

やはり一連のストーリーを、やる前から語れる必要が有ります。

 

語る事が簡単になるには現場事例を直接やってみるか?

他の人の実動を画像で見るなど知識と視覚や体感など各種の感覚を利用して

別系統からの印象付けしておくのが記憶に残り再現率が高いです。

 

さらに反復体験での、これでもか?・・などの量、稽古です。

 

まず梱包の外側に養生ベニヤが最近は一枚ついていますが、

これは単なる梱包材ではなく

床板仕上げ材が12㎜の場合にフタ枠の溝巾が15㎜なので

隙間調整時に必要な重ね貼り材です。

 

外側となる片面は汚れが付きますが反対側は綺麗な面が有り、

それを見える側にして使用します。

 

知らない時は、これを壊してしまったり

踏みつけて汚したりしがちなので注意が必要です。

床下補修?収納庫内容確認?.JPG

この収納庫は600角タイプでシルバー色の普及品です。

とても安くなっていますが一時の一般品と、なんら変わりなく、

むしろ昔よりは品質が向上しています。

 

昔は重ね貼りようのベニヤ板も付いていなかったのです。

 

下図は↓アルミのフタ枠の一部、納まり部分です。

床下補修?収納庫内容確認?枠納まり.JPG

コーナー部分の小ネジはとても小さな物で、うっかり外して落とすと

無くなり代替えは困難で締める時も強力過ぎる電動ドライバーで

必要以上に締め過ぎたり角度が違うまま無理に締めると・・

ネジがバカになってしまい後が納まらずに大変な事になります。

 

手加減が必要だったり落とした時に紛失しない工夫など、

とてもアナログな体感と配慮、手加減が必要です。

床下補修?収納庫内容確認?枠納まり?.JPG

そして何十年以上もの熟練経験者なのに収納庫のフタ作りで

初歩的なミスをしてとても無駄でカッコ悪い手直しとなる

出来事がしばしば起こります。

 

生まれて初めて触るなら解りますが過去に何度も体験しているはずの

経験者なのに大きな落とし穴に、まんまと落ちるのです。

 

その代表的な原因の一例が↓下図のコーナー部品で

厚みをないがしろにする失敗例。

床下補修?収納庫内容確認?枠納まり?.JPG

蓋の外寸法切断した時の大きさ判断が曖昧で大き過ぎたり

小さ過ぎたりの原因で蓋の完成度がド素人のように歪んだり

ガタガタになったりで、とても売り物にならないケースが有ります。

 

それは、決して他人ごとではなく・・

なにを隠そう・・私も舐めて掛かると、そんな落とし穴に

陥った事が何度かめめ覚えが有ります。

いわゆる慢心・・なめて掛かるなど・・(^_^;)

床下補修?収納庫内容確認?全体.JPG

いよいよ現場での出入り口の床切断、開口に取り掛かります。

 

ここからは例によって全体の20%ほどを占めると云われる

超、重要部分の意思決定領域です。

床下補修?施工?直前?納まり判断.JPG

まずは必要不可欠なイメージ戦略です。

 

床のフワフワ位置と數出入り口の位置や

床下での移動順路などの予測。

床下補修?施工?直前?納まり判断?施工イメージ.jpg

イメージが終えたら収納庫の取付枠を置いてみて位置確認します。

 

床下には最初の頃に床下から真下に這入れなくとも

遠くから観察して該当場所に床下配管や配線または

基礎など障害物が無いことは把握しています。

床下補修?施工?直前?納まり判断?.JPG

重要なのは開口位置が僅か1㎝でも偏った為に

納まりが悪くなったり手間が増すなど

位置決めの意思決定基準や判断は、とても重要です。

 

詳しく現場を見たり触れたりしていますと・・

現場が教えてくれる事が稀に有ります。

 

この現場では、まさに既存のCFシートが

「なんなら、私をそっと剥がしてみれば?」

と言っているように隙を見せてくれます。

 

※〆た!・・これならCFシートを傷めないように

 活かし取りで↓全体を浮かせるかも?と感じます。

床下補修?施工?直前?納まり判断?CFシート剥がれ度合い確認.JPG

本来ならCFシートが、くっ付いたまま下地合板も一緒に

切断、切り抜きが多くその後に慎重に丁寧に分離したり、

そのまま蓋に再利用するパターン多いのです。

 

その時に問題となるのが裏にくっ付いた根太材が

うまく綺麗に取れにくく

蓋に再利用しにくくなる事も有り得るのです。

 

その点このように古いCFシートを簡単に穏便に剥がして

浮かせられたので、下地合板と根太の取り除きが、

とても容易で安全となります。

床下補修?施工?直前?納まり判断?CFシート剥がれ度合い確認?活かし剥がし.JPG

再び下地合板に切断したい位置にアルミ枠を置いてみて

古い釘との干渉度合いを確認。

 

CFシートが剥がれているので古い釘沈め

ビスの存在位置などが明白です。

 

これが見えない時はCFシートと一緒に釘やビスを

丸ノコで切断してしまい場合によっては丸ノコ刃に引っ掛かり

大きく表面が剥がれて傷が表に見える事も有ります。

床下補修?施工?直前?納まり判断?枠の位置確認.JPG

さらなる位置確認の為に㎜単位で見えない根太下地材の

居場所を予測します。

床下補修?施工?直前?納まり判断?枠の位置確認?.JPG

こんな時は根太を取り付けた過去の経験上で、

もし、この床を作った当時の大工さんが自分だったら

多分・・このように取り付けるだろう?・・

など、誰しも、やりそうな基本パターンを元に推測します。

 

この重要と思われそうな予測は必ずしも、

何時も正解とは限りませんが高確率で当ります。

 

この辺りは・・ある意味ゲーム感覚です。(笑)

床下補修?施工?直前?納まり判断?枠の位置確認?施工イメージ.jpg

切断位置が決定したら現物を置きながら

㎜単位で切断ラインを書き写します。

 

床下補修?施工?直前?納まり判断?枠の位置確認?.JPG

いよいよ切断ですが参考の為に丸ノコとジグソーと手ノコを用意しました。

 

床下補修?切断?準備?用具例?.JPG

一部を丸ノコで切っ掛け作りの切込みを入れます。

 

床下補修?切断?試し切り.JPG

丸ノコでの一部、切込みを利用してジグソーで切断を試みますが・・

どうしても隠蔽されているかも知れない配線や配管などを

不用意に切断してまう恐れがよぎります。

 

遠くからの床下観察では解り難い根太の側面に這わされた

配管や配線は容易には見えないのです。

床下補修?切断?試し切り?.JPG

そして丸ノコと違い合板下地の12㎜厚さのみを切断する事は

ジグソーでは無理なのです。

 

よって刃は長く床下に出っ放しで隠蔽物が有れば

誤って切断してしまいます。

 

そして丸ノコと違い切断方向がジグザグになりやすく

直線性に欠けるのです。

 

唯一のメリットは丸ノコのように

切り屑が遠くに飛び散りにくい点です。

床下補修?切断?試し切り?.JPG

途中で切断ラインが古釘に当たるので先に釘抜きする事にしました。

 

古釘を抜く時の常套手段として釘頭は必ず叩き

錆びの固着を衝撃でズラして抜けやすくします。

床下補修?古釘対策.JPG

余談ですが釘の大きさによって以下のように

4種類ほどのサイズから釘抜きバールを選択します、

床下補修?古釘対策?バール選択例.JPG

床に打っている古釘のサイズは38㎜なので

中の小、程度のパールを使用しました。

 

ある程度の傷は覚悟で打込み引っ掛かりを確保して

引抜きの手加減をします。

 

※余談ですが

これは、とてもアナログ技能でして体感経験以外に

要領を得る事は不可能かと思います。

 

やはり何回かの変化パーターンでの量稽古が、

もっとも習得には早いです。

 

量稽古と言っても永久に続ける事は無くコツを掴むまでです。

人によって何回か?で全容を捉える人も有れば

何十回?何年?やっても決め所を見せれない人も居られます。

 

だからと言って人格、全否定などとは当然ならず

その時の対象案件に対してだけの適性が合うか?否か?だけです。

 

合わなければ、そこそこにして他の得意対象に切り替えるだけの事。

誰しも得て、不得手が有ります。

※本題に戻ります。

バールを色々な角度や深さ、叩き強さで抜き取りを試します。

床下補修?古釘対策?打込み抜き.JPG

なんとか抜けるのも有り、抜けずに頭が千切れるのも有りですが、

最初の釘頭叩きの処理をして置けば、ほぼ抜けます。

床下補修?古釘対策?打込み抜き?.JPG

切断するラインに干渉する古釘は無事に抜けたので

安心して切断できます。

 

下図は丸ノコの刃を出し過ぎた調整です。

 

隠蔽された何かが無ければ良いですが

危険なので最初は刃高を安全の為に下げます。

床下補修?床切り抜き?丸ノコ調整.JPG

下地合板の厚み相当で12~13㎜程度が無難です。

 

マンションなどの床下配管などで配管の沈め高さが厳しい時は

床下地合板の裏側を削り取り床表面のギリギリで

隠蔽物が存在する事は現実に多く有ります。

 

この現場では在来工法なのでそんな無理な

配管などは無いはずです。

 

ここから先の結果は・・隠蔽物が有るか?否かは?

・・運任せとなります。(^_^;)

床下補修?床切り抜き?丸ノコ調整?.JPG

無事に切断出来て根太の深い部分は

中に隠蔽物が無い事を確かめてから深く切断します。

床下補修?床切り抜き?丸ノコ切断.JPG

最後のとどめ切りは手ノコ切断が無難です。

 

切り終えると、このようにドサッと落ちます。

 

手ノコなら最後に手加減できて安全です。

床下補修?床切り抜き?丸ノコ切断?.JPG

切れ落ち物は裏に根太がくっ付いたままです。

 

床下補修?床切り抜き?丸ノコ切断?完了.JPG

床下収納庫の蓋に再利用する場合は、この残り根太が

簡単に外れるか?否か?が大きな分かれ道となります。

 

試しに横から叩くと接着されていないので簡単に外れました。

床下補修?床切り抜き?既存床板の活かし取り試し.JPG

床の表面から床下の地面までの寸法を測ります。

 

図面では45㎝前後必要なので3㎝ほど

土をスキトリする必要が有ります。

 

収納庫の深さは48㎝です。

 

地盤がもしコンクリートなら容器の設置は中止で

蓋のみの点検口として使用するか?

コンクリートを無理やりハツッてでも

掘り下げて据え付けか?・・で検討します。

 

ここは地盤が土なので容易です。

但し埋設された配管が近くに出てきたら別な話となります。

床下補修?床下高さや周辺の納まり確認.JPG

切断した後には既存の根太との中間付近で切り抜けば

根太補強不足となりますので

新たな根太を入れ足して補強します。

 

その他は下から根太掛け材で新たに受けてビス止めで補強したり

中間部分の空洞付近も短い根太材を切り込んで埋めます。

床下補修?不足根太の付け足し補強.JPG

止める場所やビスの角度、位置なども、ここでは

割愛しますが基本パターンが有ります。

床下補修?根太掛けと中間根太の入れ込み補強.JPG

これで切断開口した部分の床下の根太の補強は完了です。

 

場合によれば束石や束材などで厳重に補強する場合も有ります。

床下補修?根太掛けと中間根太の入れ込み補強?.JPG

この段階で下地は終えたので先ほど活かし取りで剥がしした

CFシートのフタ部分を正確な位置を間違わずに切り取ります。

 

表面の柄合せで向きが限定されるので方向性の印も付けておきます。

床下補修?既存CFシート補修?フタ部分切り抜きとその他接着貼り戻し.JPG

CFシートを専用接着剤で床下地に貼り戻し

軽く押さえ均してから収納庫のアルミ枠を仮り入れして

納まりに違和感が無いか?確認します。

床下補修?既存CFシート補修?収納庫外枠の入れ込み確認.JPG

問題が無ければアルミ枠の受け下地用の木材を

周辺に四本ビス止めします。

 

出過ぎず、引き込み過ぎず、高過ぎず、低い過ぎず・・

の微妙な手加減が必要です。

 

この辺りは偶然、一発でピタッと決まる事もあれば・・

何度も手直しになる事も有ります。

 

CFシートの設置を終えたらベニヤ板の仮押さえをします。

床下補修?既存CFシート補修?周辺の仮止め釘押え.JPG

枠の固定ビスも忘れず取り付けますが強弱の手加減が必要です。

 

アルミ枠はとても歪やすいので余計な隙間や出っ張りなどは禁物。

床下補修?収納庫外枠の受け下地木材取付補強.JPG

受け枠下地が無事に決まったらCFシートの仮り止め押えの

効果を確認しながら浮きや隙間が無いか?調べ確認します。

 

細い巾のCFシートは接着が安定するまでは動きやすいのです。

床下補修?収納庫外枠の受け下地木材取付補強?拡大.JPG

これで、なんとか床下出入口を兼ねた収納庫の枠の取付は完了です。

 

 

ここからは、さっそく床のフワフワを改善する床裏の補強です。

 

まずは裏当て用の12㎜構造合板を木取りします。

床下補修?床の裏当て補強?切断加工?木取り加工?.JPG

必要サイズは多少のバラツキが有りますので切断表示の仕方で

合板材料の節約やロスに繋がります。

 

今回は節約志向で合板の使い勝手としては表面の繊維方向が

これとは違う方向にするのが合板の表面引っ張り応力は有りますが

節約の方を優先にしました。

床下補修?床の裏当て補強?切断加工?木取り加工?木取り.JPG

次は裏当て合板を受けて既存根太の側面に接着ビス止めする

胴縁材の長さ切りです。

 

そしてビス止め用の捨て穴を三か所ほどビス止めの角度を考慮して

やや斜め上向きで先行あけしておきます。

床下補修?床の裏当て補強?切断加工?木取り加工?木取り?胴縁類.JPG

直当て部分には合板も胴縁も白ボンドをタップリ付けて

密着させて固定します。

床下補修?床の裏当て補強?直当てビス止め?.JPG

各場所によって微妙に必要サイズが異なるので

場所別に番号表示して有ります。

 

地面に寝転がって上向きにインパクトドライバーでビス止めは

上下や水平感覚が定まらずビスやドライバーなどの向きや

方向性の手加減はアナログ感覚となります。

床下補修?床の裏当て補強?直当てビス止め?.JPG

以上で床下からの補強は無事に予測通りに終えました。

 

一旦、区切りを付けて後は日替わりになりますので

床下点検口の切込み後には転落防止用に切断した

既存の合板を再利用します。

床下補修?フタの転落防止仮置き材.JPG

収納庫本体も地盤を少し掘り下げたので据え付けて問題無しです。

 

床下補修?容器入れ込み.JPG

転落防止用で仮置きしました。

上に乗って安全を確かめたらオッケーでした。

 

しかし色合いも悪く抜いた古い釘の跡も目立つので

蓋の下地に再利用の予定は辞めました。

床下補修?フタの転落防止仮置き材?.jpg

 

ここで一旦終えて次はフタ作りとなります。

 

次は蓋の制作へ続きます。お楽しみに。


管理人仕事着.png