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洋間、床のフワフワ補修と気密タイプ床下収納とその関連事例1/3

引き続き床の表面がフワフワ状態を修理する事例です。

 

洋間でフロアーパネル仕上を根太直張り工法の昔から有る標準納まり。

 

 

このパーケット柄の床材は過去には流行りましたが今は張り替えようの入手は困難。

 

既存の床を少しでも切り取ると補修は継ぎ跡がハッキリ目立つ異種材の補修となります。

 

 

現場確認すると表面が劣化し床板の合板層内部が剥離しています。

 

床下から裏当て補強しても無理な状態が60㎝四方に集中しています。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工前.JPG

 

その近辺にも少しフワフワ感は在りますが床下から補強が可能。

 

本来なら部屋全体を張替えか重ね張りを勧める状態。

 

 

御客様は今後に床下に潜って床下換気扇や床下調湿材の管理をしたいので

 

一部を切り抜いて床下点検口にしてほしいとの御要望でした。

 

下図は↓床にバツ印し、フワフワが激しい位置です。60㎝角の床下収納庫サイズに有利。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?フワフワ部分.JPG

 

現場調査後に全面張り替えや一部補修など様々な対処違いでの見積りを提示し

 

床下収納庫の気密タイプ取付で決定し後日、施工に着手。

 

 

まずは床の養生などは必須。

 

仮設は手をかけ過ぎず・・手を抜き過ぎずムダの無い配慮が必要。

 

下図は最低限の養生例です。

 

洋間床フワフワ修理その他?養生例.JPG

 

まずはフワフワが激しい剥離した床板をカッターナイフで切断。

 

一部を先に取り除き狭い範囲でも床下内部を確かめる為に切抜きます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?試し切り?.JPG

 

ヘタに丸ノコなどでバリバリ切断すると残したい所が剝れる恐れがあります。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?試し切り?.JPG

 

床板の合板層は剥離してバラバラなのでダンボールを切断する程度の力で切り取れます。

 

約30㎝四方ほど切り抜いて床下の状態を確認します。

 

配管や配線が無いか?深さは48㎝有るか?など。

 

 

この現場では深さは4~5㎝ほど高さが低いので

 

後から地面を掘り下げなくては床下収納庫の容器が入りません。

 

 

その他で気になる条件としては切抜位置が床下の大引き材と

 

束石に少し干渉しています。

 

これは床板の継ぎ目まではフワフワ傷みが酷かったので取る必要の為です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?試し切り?拡大開け.JPG

 

邪魔な中間の根太も切り取り拡大して床下を確認します。

 

床板のフワフワした取り除き範囲が継ぎ目の位置で大引きの上なのは仕方なし。

 

問題は枠の位置をずらして上手く納まるか?否か?です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?試し切り?大引きと束石?.JPG

 

収納庫取付枠の位置を横に寄せるか?大引きや束石を無理やり切断加工するか?

 

又は切り口をズラし変更し床板の切断跡の不足部分は

 

今後、切断する既存床板を活かし取りして補修用に再利用するか?。

 

 

そんな選択の内で後述の納まりで、決定し床板の本番切断をします。

 

まずは点検口の外枠サイズを現物の仮置きで実寸などを確認。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?枠の現物合わせ確認.JPG

 

角度や大きさは1㎜単位で捉えて印し既存の床板を切り取りします。

 

安全性と一発、切断で終える為には手ノコ切りが無難です。

 

最初の切込の切っ掛け作りが大切でゼットソーの刃先を当てて根気よく切込ます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番の先当て切り.JPG

 

切断ラインには、あらかじめカッターナイフで表面カットしてあります。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番切りカッターナイフ.JPG

 

その方が木の繊維が剝れて傷が見えてしまうミスを防ぎやすいからです。

 

最初の切込時には御決まりの感触過程があります。

 

床板の合板層の繊維方向によって切断感触がまったく異なる現象です。

 

ノコの刃先に繊維方向でタテ切りの段階ではスベリ感触で切れていないように感じます。

 

 

実際には刃先にタテ方向の繊維が絡みつきスベリ現象にも成り得ます。

 

よって刃先に絡んだ繊維は取り除きながら切断を進めるか?

 

繊維が刃先に絡んだまま引き千切るスライド操作を繰り返す要領が必要です。

 

この辺りの手加減や感触は、まさにアナログ技能で面白い体感部分です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番切り?.JPG

 

最初の切込が深く入り刃先が床板の裏に抜ければ、あとは容易です。

 

四方の切断部分を同じ手順、要領で続けます。

 

 

ここで必要な事は一部分が継手位置の幅寄せで既存床板と同質の物を

 

活かし取りする必要が有ります。うっかり丸ノコなどで無造作に切り取ってしまえば

 

同質材で床板の不足部分を補う事が出来なくなります。

 

下図の↓付近は取り残しの必要が無い部分です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番切り?.JPG

 

下図の↓切断付近は大切に取り残ししなければならない部分です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番の先当て切り?.JPG

 

この付近で4~5㎝巾の既存床板を継ぎ足して不足部分を補う必要が有ります。

 

 

一部分は裏に根太がくっ付いた状態ですが丁寧に切断して取り除きます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番の根太切り.JPG

 

この時に、切断最後には手を添えずに、うっかり落としてしまうと

 

残さなければならない必要な床板表面を傷つけてしまうかも知れません。

 

 

大引き材の上に残された不要な根太は丸ノコで切り落とします。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番の根太切り?丸ノコ切り.JPG

 

新調に切断します。

 

特に初心者に在りがちなキッバック現象を起こすと後ろ側に跳ね返り

 

大切な見える床板を切断し傷つけてしまうリスクが常に潜んでいます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番の根太切り?丸ノコ切り?拡大.JPG

 

この辺りの対処は運よく偶然対処できただけなのか?

 

起り得る現象とその結果、被る実害の実態、影響を把握して、やっているか?

 

それらを誰かに問われれば物語として語り、必要ならば、図解で見せれる、

 

試して見せれるほど理解していれば・・それなりの価値が自他共に示せます。

 

再び余談ですが・・

 

この辺りが曖昧になっているのが世情かとも思います。

 

ちなみに、この極、狭いエリアについて物語化し、その把握度合いを鮮明に表すならば

 

各種対応に必要な施工ノウハウ単体ピースとして技能検定モドキにして取り扱う事が可能です。

 

 

住いの困り事、解決や修理、リフォームの施工に関する多能工・職の基本知識・技能で

 

すべてにおいて施工ノウハウ単体ピースの熟知度を基にすれば賃金格差の妥当性が明確になります。

 

 

この丸ノコ取扱いでキックバック対処が、どう?の、こう?の・・や

 

ゼットソーの手ノコ切断の最初の切込感触がどう?の、こう?の・・などの主張が出来れば

 

人件費と販売価格の内訳参考例(二割)重要意識での?級別範囲.png

上図の↑Cクラス7級ランク程度の知識・技能の価値を自他共に主張する事が出来ます。

 

曖昧ならば・・11~8級の間であり、場合によれば11級以下の賃金でも割に合わない不適格となります。

 

不適格の理由は大きな損失や大ケガ、他人にも危害、損害を及ぼすリスク拡大、延長の恐れがある場合です。

 

もちろん経験者でもミスは有り得ますが未経験者で想定リスク回避策を無視して

 

なるべくして起きてしまう失敗結果を防ごうとするか?否か?無頓着か?・・の違いです。

 

そろそろ・・本題に戻ります。

 

 

切断の続きです。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?試し切り?大引きと束石.JPG

 

上の図では↑既存の根太が半分取り残されておりますが収納庫の外枠に干渉するので

 

後で切断し床板の切り口まで後退した下地作りや補強が必要となります。

 

下図が切り直しの後で、この状態から下地の補強に進みます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番切り?.JPG

 

既存床板の同質部分を活かし取りする必要が有った作業に進みます。

 

下図が↓活かし取りした根太付きの床裏面です。途中の繋ぎ目から4~5㎝巾が必要部分。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番切り?裏根太剥し.JPG

 

くっ付いた古い根太を取り除くのに裏側から丸ノコで細かく切断し叩き落とす対策です。

 

余談ですが・・

 

部屋全体を張替えする時に接着張りの古い床は、こうなるので剥しにくく

 

そのままにして上から重ね張りするのが有利となる理由の一つです。

 

 

ちなみに根太と床板が接着剤で固着している参考画像です。

 

表面の古い床板を単に剥しても上手く取れず接着部分が残り、とても剥しにくい状態。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?本番切り?裏根太剥し?接着残り例.JPG

 

本題に戻ります。

 

必要な同質床材は確保したので切込部分の周辺に下地の補強作りへと進みます。

 

外枠となる樹脂製の現物を入れてみて右側の床板、継ぎ足し部分の巾と位置を決定。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?枠の現物合わせ.JPG

 

次には根太掛け補強材に既存根太材の当たり部分を切断切り欠き加工して取付ます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?根太掛け取付?加工.JPG

 

これは、わざわざ切り欠きしましたが下から受けるだけで根太空間を後から

 

短材で切込埋める場合も有ります。今回は樹脂枠の取付ビス位置が

 

微妙な場所なので、あえて切込加工しビスの効き代を安定化させてみました。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?根太掛け取付?.JPG

 

下地の補強を終えて樹脂枠も仮り付けし床板の右側不足範囲も同質材でツナギ補修を完了。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?樹脂枠取付.JPG

床下切抜後には作業用のゴミ受けシートを敷くのは絶対です。

 

みたび・・余談ですが・・

 

熟練、経験の大工さんに外注して作業して貰う時は半数以上が、このような

 

ゴミ受け養生を無視しがちで作業をします。

 

解っているけども・・あえてそこまでは手間を掛けずゴミ掃除などは

 

元請けの雑用掛かりがすれば良いとの感覚です。

 

「しろ!」と言われればするが・・(コスト増えるよ!よろしいんですか?)・・が大半。

 

立場が変われば、言わずもがな?で事情は十分わかりますが・・

 

ここが曖昧のグレーゾーンで価値の現れ方でも分岐点となります。

 

 

このような付加価値の捉え方の違いで常に二割程度は賃金格差が上下に変動されます。

 

現実は、ちゃんと、やれば・・それが反映される雇用関係か?事業所の形態か?

 

反映それる条件が有っても、そもそも本人に自覚が有るか?否か?です。

 

 

本題に戻ります。

 

気密タイプの床下収納庫の取付に進みます。

 

樹脂枠のビス止め固定例です。

 

気密タイプもメーカー次第で様々ですが、ここでは、最安値の普及タイプです。

 

ビス止め前には専用樹脂部品を差し込みしてから無理のないトルクでビスを捻じ込みます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?樹脂枠取付?.JPG

 

ビス止め後に枠に歪やガタツキが無ければ目隠しカバーを嵌め込みます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?樹脂枠取付?キャップ.JPG

 

カバーを取り付けた上側にはマイナスドライバーの先端で外せる引掛け穴が有ります。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?樹脂枠取付?キャップ?.JPG

 

これで樹脂枠の取付は完了です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?樹脂枠取付?.JPG

 

この後は開口部に近い周辺の床板がフワフワしている部分の補修。

 

床下から裏当て材を接着塗りした物で補強をします。

 

幸い手が届く範囲の近場だけ数か所だったので既存根太の中間に入れ込み

 

大引きからクサビで受ける簡易処置です。

 


洋間床フワフワ修理その他?施工?-2床裏重ね当て接着補強.JPG

 

85×38程度の断面で長さは大引きに届く85㎝程度の物に白ボンド塗りです。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?-2床裏重ね当て接着補強?入れ込み.JPG

 

床下から大引きの上の隙間に差込み反対側に戻して反対の大引きに乗せて

 

クサビで上に持ち上げ既存の床裏に密着させます。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?-2床裏重ね当て接着補強?入れ込み?.JPG

 

斜めに入れて戻すために上面の両端は大きく斜め切りしていれば床板に斜めから突っ張り

 

余分な厚みの為に入りにくい対策となりギリギリ入れ戻しが可能となります。

 

 

同じく床下からの直当て補強の対処ですがフワフワ感が幅広い場所の為に

 

ここだけは合板を幅落としして二枚重ねで裏当て補強をした当て板の事例です。

 

洋間床フワフワ修理その他?施工?-2床裏重ね当て接着補強?幅広材の二重当て.JPG

 

これらで接着補強した部分は仮止め釘で上から押さえて浮き上がり離れを防止します。

 

既存の床板の中間層が接着不良で離れてフワフワしている部分はどうにもなりません。

 

その下で別の下地で受けるだけの簡易補強なので完璧ではありませんが、有効策です。

 

またまた余談がたくさん挟まりましたが悪しからず。(笑)

 

これで、この巻きでは前段階を終えます。

 

貴重な生涯をいかに興味深い一日として過ごして行けれるのか?。
 

全国の見知らぬ方々へ先に実用、実益を目指したネットワークは、どんな展開となるのか?楽しみです。

 

次は洋間、床のフワフワ補修と気密タイプ床下収納とその関連事例2/3です。お楽しみに。


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