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床フワフワ問題を自力対策の支援例

今回は何年も前から、ご覧頂いて居られる方からのメール質問に関する内容です。

 

床板のフワフワ痛みの困り事を御自分で直したいと挑まれています。

 

他の方にも似たような自力解決を目指し問合せ頂く事もありますので

参考になればとQ&A方式でアップの御了承をお尋ねしたところ

快諾頂けましたので他の方にも、お役に立てればと

参考資料としてアップさせて頂きます。

 

現在の床板でフワフワ痛みの困り事の

一部は、こんな断面図の状態かと?推測できます。

 

フワフワ床の床下補修例 説明図.png

この状態なら最近での対応例としては12㎜の合板を三枚重ねで

幅広の根太替わりに入れ込み裏当て補強は、とても有効な策です。

 

入れ込み方とすれば下図のような断面図となるのが通常パターンです。

フワフワ床の床下補修例 説明図?施工途中.png

いかに入れやすく、両端の掛り代が多過ぎず、少な過ぎずがポイントです。

 

別な方法としては以下の案も最近は多用しています。

総合的には、この納まりが無難で必要材料も少なく

耐久性は、かなり信頼性が高いです。↓

床下補強基本ノウハウ(裏当て)?平行止め?190306.JPG

厳密に言えば↑裏当ての合板は、このような繊維方向では

真ん中のタワミが出やすいので上の画像とは異なりますが

合板の表面繊維方向は根太に対して直角方向が最適です。

 

既存床板との裏の当りで接着効果が信頼出来れば、

このような不利な繊維方向でも可能。

 

当然、既存の根太材の側面に沿わす合板受けの胴縁にも

ビスや釘打ちだけでも効果は有りますが接着剤も付けるのが無難。

 

 

ここからは相談者さんとのメール内容の一部の例です。

 

コピぺさせて頂きながら途中でのQ&A方式での参考例です。

 

二回の送信やり取りなので長いですが参考になれば幸いです。

Q・・ここから>

最初は、補強板の片方をネタの上にのせ、

片方を床束で固定する方法でしようと思い
コンクリートブロックも半分にカットしていたのですが、
○○さんからのメールを何度も読み直し、床束を使用せず、
補強板の左右を くさびで固定する方法に変更をしました。

合板3枚を接着しているため、板のサイズが間違っていた時や、

くさびでの固定だけでは難しい時には

(補強板の取り外しはできないとは思うので)その時には
追加作業で どうぶち板のくぎ留か、

床束の設置で対応しようと思っています。
<ここまで
追加作業で どうぶち板のくぎ留か、

(※↑くぎ止めは結構面倒ですよ。)

(専用道具とスキルの度合いによりますがビス止めが容易です。)

Q・・ここから>
ホームセンターで、合板をカットしてもらい、3枚接着をしたいと言うと
「合板のたわみが少しあるので、白ボンドだけの接着では難しいかも」

とも教えて頂き、 白ボンドの接着の他、合板裏にビス留めをしました。
 一番上の板は耐水合板にしました。
<ここまで
※↑なぜ?耐水合板にする必要が有ったのでしょうか?

白ボンドは接着不能で他の接着が必要だし。
そもそも古いフワフワの床合板の内部が剥離でフワフワなので、

そこの剥離した隙間に木工用白ボンドを
タップリ付けた状態で絡ませ少しでも染込んで欲しい願いが有ります。
その不安定な古い床板層と下側の構造合板とを接着剤で絡ませたいので・・
パネコートの耐水合板でツルツル面は水性系接着剤は受け付けないのがツラい所。
せめて・・ツルツルのパネコート表面処理をしていない耐水合板なら有りですが・・。

Q・・ここから>
洗面前の板の長さが 633mmに対し、居間の入口の板の長さが 885mmと長く
 その長さの板を床下で作業できるかどうかの不安が 新たに出たのと
 その長さを補強板の両端4個の くさびだけで固定できるかどうかの不安も
出ているのですが、とりあえず作業をしてみて、その後で無理があれば
追加で床束等の固定等で対応してみようと思っています。
<ここまで

厚さ12㎜の構造合板で三枚合わせの裏当て補強材は

上手く行けば下図の展開となります。

 

床裏は部屋全体の内で端の方は場所によって各寸法は違うと思いますし

配管や継手の椹木や上から下に止めた釘やビスの突き抜け先端など・・

障害物が有ればスンナリとは入らないかも知れません。

あるいは採寸ミスや想定外で長さや巾の寸足らずや

逆にオーバー気味で入らないなど・・


そんな時に用意した裏当て材を中間で使用する場合は

下図のように納まりを変更して材料が無駄にならないようにも可能です。

 

むしろ最初から、この案で施工する事も有ります。

 

床裏から見た↓参考図です。

上手く入れば端の隙間をクサビで打込み過ぎず離れて落ちず・・

の微妙な手加減が必要。

フワフワ床の床下補修例 説明図?施工途中?.png

上手く入らなかったり途中で切断や端から端まで届かない場合は

違うやり方に変更します。

 

例えば下図のように既存の根太の下端に横桟木を

ビスで上向きに固定し中間を受けます。

フワフワ床の床下補修例 説明図?施工途中?.png

 

現物材料の画像例としては下図↓のようになります。

床下補強基本ノウハウ(裏当て)?交差吊り上げ止め?クサビ190306.JPG

かなり↑無理気味のように見える納まりですが

45㎜角の根太材中間に二本入れるよりは長持ちかも知れません。

 

通常の納まりは根太材と平行に12㎜合板一枚だけで

接着剤をタップリ付けて床板の裏に直当てし

既存の根太側面に胴縁材をビス止め。

 

Q・・ここから>
くさびは、・・・長さが 20cm5mmくらいあるのしかなく、6mm高さの所を見ると
残りが 13mmの長さと半分以上あり、長すぎて不安でしたが、
かまぼこ板のような板より固定はしやすいように思い、小さい板もありましたが
 くさびの方を買ってきました
<ここまで

※クサビの長さは多少長過ぎても添付画像を拝見すると幅が狭いので
床下作業途中でも長過ぎると思えばノコギリで切らなくても
束石やコンクリート基礎の角に当ててカナズチで叩けば細い部分は簡単に折れるはずです。

要領は下図のような感じです。

 

クサビの長さを細い先の方が邪魔なら折りたい所を

硬い角に当ててカナズチで叩くと簡単に折れます。

カナヅチ基本ノウハウ(クサビ折り)?190306.JPG

クサビを中間あたりの、いい加減な場所で折りたいなら

両端を何かにブリッジのように当てて

隙間空間を思いっ切り叩けば折れる事が有りますが

簡単そうで結構、要領が必要です。太い所なら手ノコ切断が安全。

 

Q・・ここから>
まだ、作業前の合板の準備、一部、合板の接着、ビス留めの途中なのですが
洗面前所で 2か所、横のネタ上の所に、変な動く棒があったり、ネジや釘等が
 ある場所もありました

本当なら、そのネタの上に補強板を設置するのですが、
 横に異物があると1枚板では設置できないので、仕方なく
 その棒やネジ、クギ等を避けた幅の板で補強することにしました

異物を避けた長さを測ると、横幅が28mmの棒のような幅の所と
一番たわみのある所は、本当なら1枚板で補強する途中に2か所も異物があり・・

横幅 198mm、90mm、65mm幅の板を用意し、3分割した板を用意しました
 この3分割の所が一番、たわみが酷い状態で、事前によく見ておかないと
 サイズの合板を用意しても作業できない時もあるんですね・・

 サイズを測った後から、そのサイズでいいか自信がなくなったりもし
作業の大変さを身にしみています。
 教えて頂けてなかったら、意味のない補強で疲れていたと思います
案を教えて下さり、有難うございました。
<ここまで

床下で、やりにくい大変な作業経過を御知らせして頂き有難う御座います。
やはり場所によっては裏当ての補強材が分断されたり届かなかったりなど
ケースバイケースなので、その場だけの変化対応を施せば良いと思います。

束立ては床下の出入りなどで邪魔になるので最後の策として
根太の下端にビス止めと接着で中間吊りの固定で隙間はクサビが賢明かも?

 

※後日の返信メールより
Q・・ここから>

・・耐水合板に種類があるのを知らず、
塗装してある合板を見てそれだと思ってしまい
購入してしまっていました。
耐水合板にも種類があったんですね・・ 間違えてしまいました。
どうしようか対策を考えていたのですが

① パネコート塗装というのでしょうか・・の合板は1番上だけなので、
裏面のビスを取り外し 再度、パネコート塗装面からビス留めをしなおし、
裏のビス穴には 楊枝か何かを入れ、接着剤で埋める

② 既存の板のまま パネコート塗装面を床下面に使用をし、
接着剤を白ボンドではなく違う物にする。
(ボンド売り場の近くに、白い色で金属にも使用できると記載してあった物もあったような気がしました。)

その接着剤が 白ボンドと同じように床下板のフワフワ面に馴染んでくれればいいのですが・・
パネコート塗装に馴染むのは少し無理があるかもしれないですね・・
①と②で迷ったのですが、②にしようかなと考えていました。
<ここまで
↑たぶん②で良いと思いますし別の接着剤は水性のように染込みにくく
高いですがツルツル面に接着はオッケーです。

Q・・ここから>
ネタにビス留めは 私にはとても難易度が高く、
出来る自信が、相当ないです。
クサビの白ボンド留めで何とか固定できればいいのですが
それでしてみて 問題が出た時には検討してみたいと思います。
出入りの問題は大事なのですが、技術面で束の方がまだ
できるかもしれないと思えます。

昨日、くさびの数が足りない事に気づき、追加で購入しに行った時に
長さの事を聞いてみてのですが、

きちんと固定されていれば、長さはそれほど関係ないのでは?
という意見もあり、数も40本以上あるので
長いままで使用をしようかなとも思っていました。
休日、数個、折れるかどうか試し、折れそうであれば短くしようと思います
<ここまで

↑ビス止めが、やりにくければ束の納まりで良いです。
その場合は束石をしっかり突き固めておかないと
床上に人が乗って直ぐか2~3ヶ月でに沈下ではダメです。

クサビは無理に切断しなくても何本?か重ねるなら一方向ではなく
交差させて接着剤塗りで複数併用が安定長持ちします。
片方だけから急傾斜は面当りでは無く角の点当りでは後でヘタリ下がりしやすい。

 

例えば下図↓を参考にして下さい。

 

床板補強参考図?クサビ要領1903087.png


Q・・ここから>
くさびの中に穴の開いた物も何個かあり、虫食いだと思い
虫に強い材質はどれかも聞いていたのですが
その穴は虫食いではなく、作業時の穴らしく

そのクサビは一時的に使用する事が多いらしく
湿気の多い所だと カビ等が生えることもあるとも聞き
木材なので、湿気が多いと膨張したり、少ないと縮んだりもするので
湿気が多い所での使用するなら、塗装した方がいいのではとも言っていました

その話を聞き、前回は、穴のないクサビを選んで買っていたのですが
今回は、桐のような軽い材質のではない 堅めの木材ので買って来ていました。
塗装もどうしようかも考えたのですが、

今回はそのままで使用をし、クサビの劣化で問題が出た時には
次に使用するクサビは塗装をし、追加の固定で対策をすればいいかなと
思いました。
<ここまで

↑この案件全体で判断するとクサビだけに対する心配は未経験者の方にしては
ある意味ものすごい拘り方ですね。

結果から言いますと・・
業者として請け負うなら、そこまでの手間やコストは組み込みません。

この案件全体では床下からの補強よりも床上から
根本的に張替えか?重ね張りか?が妥当と思われる床下全体状況か?と推測します。
よって取り合えず暫定処置として床下からの補修にクサビ部分に拘るのは
大局的に見て・・どうなのか?。自力の場合は結構ですが


しかし関心させられたのは現役の経験者でも、そこまで読めない人や
予測できても、そこまでは話にも出さないのが無難な余分な手間掛け領域でして
あえて知らんふりしておくのが作業工程を軽く容易にしたいのが本音です。
やはりプロ同士なら話しに出し必要性を問い確かめるなら僅か数秒ですむ話題。
目的によっては必要な事に気付きにもなりますし・・
「話しぐらいには出してみましょうよ」と、言いたいグレーゾーンです。


Q・・ここから>
とりあえず、出来るかどうかは相当、自信はないですが
まずは失敗しても行動してみようとは思っています。


大変な作業なことは想像できましたが、思っていた以上ですね・・
自信がなく行動できないまま止まってしまう事が多いのですが
何とか勇気を出して、作業してみたいと思います
<ここまで

↑とにかくケガしないように無理はせず気が進まない時は中断が無難です。
陰ながら応援させて頂きます。

 

※後日の追加メールより
Q・・ここから>

パネコートにしてしまった事にとても後悔しています。

先日、パネコート面を床下の方にし、接着剤を変更したいとメールをしていたのですが
ホームセンターの方に接着剤の事を聞いてみたところ、ウレタン塗装面に接着する物は
難しいとの事でした

接着剤のメーカーにも問い合わせをしてみたのですが
やはり塗装面に接着するものは難しいらしく、

床用のボンドで床束等にも使用できる床職人という製品があるらしいのですが
塗装面にテストをしていないので 確実とまではいえないとの事でした・・

床職人の成分を見てみたところ 1液ウレタン樹脂と記載があり
同じウレタンなのでと思う一方で、同じ成分だと塗装が溶けてしまう事もあるような
気もします



裏板の合板3枚は すでに白ボンドで接着、裏目からビス留をしてしまってる状態なので
 どうしたらいいか考え 少し眠れなくなってしまったのですが

● パネコート面を床面にするのを変更し、①の
床下面を裏面の通常合板にし、パネコート面はクサビの面の方に
した方がいいのではと検討しています

<ここまで

※そうですね。どちらでも良さそうです。

 

床の裏当て補強の例外対策例?.png

ケガキで傷付け処理をしなくても良いかも知れませんが

しないよりは、した方が接着剤が絡みやすいです。

 

シリコンコーキングは変性タイプではなく

一本¥280前後の一番安い物です。

 

白ボンドは、たくさん使うなら3㎏の袋入りが御得。

 

床の裏当て補強の例外対策例?.png

 

裏向きに変更も手間が掛からず良いかも?

 

床の裏当て補強の例外対策例?.png

 

何れの方法も可能なので一枚を試してみて後を決断が無難です。

とにかく、あまり深刻に考え込まないように、時々中断し気が向いたら
挑むと、良い流れになる事が有ります。

 

寝ている時に・・ヒントが浮かび・・

何か善い方策が舞い降りる事も有り得ます。

 

※これは・・私の体験談↑。(^_^;)

 

※後日の追加メールより
Q・・ここから>

補強板の長さを、実寸法 52cm+ 大引きの奥行 8cm3mm+

ネタの奥行き3cm=638mm
もとってしまっていました 涙
居間は実寸法がもっと長かったので、その分更に長くなっています
床下からネタと大引きの 隙間の高さは 左右4cm2~3ミリほどしかなく
合板36mmの高さを除くと、6~7ミリしかないので
補強板が入らない可能性は高いと思いました

<ここまで

これらの具体的寸法から、あきらかにカットすべきサイズが予測可能です。
現在の長さのままなら先を18.8㎜×78㎜斜めに落とせばギリギリ入ります。
画像を添付しますので参考にして下さい。

 



カッターナイフや包丁では無理。極端ですが斧で叩き削り落とすか?
丸ノコ電動工具か手ノコなら縦挽きか?

縦横兼用のノコ目の刃など・・結構、難しいかも?

それなら重ねたままで長さをプラス5㎝程度に切り直しか?
何れかです。

 

ちなみに、こんな事にならない為には最初から接着せず

床下へ入りバラバラに入れながら
接着しながら三枚を組み立てれば、やりにくいですが

出来る方法も有りましたが
これは、これで別の難易度が有り未経験者には、もっと困難かも?。
以上、ご参考まで。

 

以上が自力で対応された方への支援例です。

今現在の後から思えば、かなり理解しにくい支援内容だったと反省しています。

業者同士の、やり取りとしても回りくどい説明や画像例だと思います。

もっと理解しやすい支援、アドバイスの方法が必要である事の教訓になりました。

御問い合わせ頂いた相談者の方有難う御座いました。

私の方が色々な面で勉強になりました。(^_^;)

 

次のページ内容もお楽しみに。

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