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玄関ポーチ柱根付近の腐食補修の御相談で自力解決できるかも?の参考例

今回は、ご覧頂いている方からの御相談を掲載の承諾を頂く前の

Q&A形式の下書きとしてアップしてみました。

※相談者様へ。

コメント欄を利用しての返信を御試し、して頂いても面白いかと思います。

もしも、他の方への参考ページとして公表を御承諾でしたら

パスワード設定無しで公開させて頂きます。御検討のほど宜しく御願い致します。

 

玄関ポーチ柱根付近が腐食したらしい状況画像です。

 

良く有るパターンですが柱はケヤキらしいので

出来るだけ現状を活かす補修案です。

 

腐食度合いがどの程度か?・・がわかり兼ねますので

以下は推測での対処例です。

 

下の画像↓は背割れ側なので建物の内側で

雨に掛かりにくい後ろ側と思われます。

玄関ケヤキ柱の件?背割れ側.jpg

前側や側面は以下の画像です。

 

玄関ケヤキ柱の件?.jpg

柱の根元が座屈する直前ですが

材質がケヤキの為に持ち応えています。

 

別の面は穴が大きいです。

おそらく、こちら側が↓見え掛かりの正面側と判断出来ます。

玄関ケヤキ柱の件?.jpg

表側は軒先方向なので雨の吹き降りが掛り濡れやすいけども、

こんなになるには・・軒先に樋が無いか?こぼれているか?

他から水が掛かっているとか・・別の原因があるのも知れません。

 

ポーチ柱には元々の納まりで根元のホソ入れに弱点が有ります。

此方の↓角度では向こう側が透けて見えます。

玄関ケヤキ柱の件?.jpg

多分雨の掛り易い軒先側かも知れません。

奥の反対側と思われる面には背割れのような大きな空間が見えます。

 

補修するには、こちら側を型枠のオープン状態にして

三方を型枠組にして囲い、まずは座屈防止とモルタルの枠作りが先決。

 

出来れば軒裏の桁下場まで届く長物材で

安全の為に突っ張り棒などで屋根の荷重を受けたい所です。

 

沓石には柱根元をズレにくくする為に中心付近にホソ穴を掘り込み

その穴に柱のホソをいれて差込みズレ防止の納まりが多いです。

 

石に穴あき、なので柱の背割れ側の深い溝に

床面の水洗い掃除を頻繁に行う時に

つい柱の根元付近も念入りに水洗いすると

石の穴に水が溜まり雨水の吹き降りとは

関係なく柱根の下側(底)に水が溜まり続け、

根腐れになる事が玄関ポーチ柱には多いです。

 

又は軒先に軒トイが無く雨垂れが石畳みに跳ね返り

柱に付着しやすいのか?

 

あるいは・・柱付近に樹木の枝葉が茂り

その雨垂れが柱付近に落ちていたのか?

 

石の穴に水溜りが原因なら・・

ホソ穴を柱側にして石側は凸の納まりとして

石穴に水が溜まり続けても腐らないように

逆向きの仕口加工なら防水効果が有り

溜まり水は切れやすく・・常時、根腐れしやすい環境は解消します。

 

その意味でも現状の根腐れ内部は掻き取れば

山型形状で中身の不要部分は取り去る事になり

石には、すでにホソ穴があいているはずなので、そこへ防水となる

モルタルを詰め込めば石のホソ穴にはモルタル

ホソとして入り込みます。

 

根腐れしてしまった柱の根元内側には

山型にモルタルが柱の残った木の断片に

不規則に絡み込み、今までは不安定だった柱に

絡み付き一体化しやすいはず。

 

完全ではありませんが、いままでよりは

背割れからなど水は切れやすく

座屈下がりや横ズレ外れの危険性も、かなり改善されます。

 

簡単な手順として次の画像で型枠と座屈防止策をします。

玄関ケヤキ柱の補修?打音で空洞高さを把握.jpg

そして、マイナスドライバーや電気ドリルなどに

15㎜程度の先が痛んでも良い捨てる直前程度の

木工キリか鉄工キリの太い物で

腐食した内部を粗削りして取れる所は取ります。

 

取りにくい所は活きているなら無理に取らず残します。

 

空洞が山型になっていれば今後の水の切れが良くて更に良し。

 

破片は火ハサミなどでツカミ取り

取りにくい物は掃除機などで腐食断片を吸い取り、

取りにくい粉塵は吹き出しノズルで逆噴射して吹き飛ばします。

 

エアーコンプレッサーが良いですが無ければ

掃除機や自転車の空気入れや石油の手動ポンプの空吹き、や

スポイトなどの簡単な吹き飛ばしでも可。

 

異物を除去すれば防腐剤をスプレーなどで

腐食防止に内部の木部に吹き付け塗ります。

 

そして自然乾燥か?ドライヤーで強制乾燥か?して

薬剤の濡れ状態が無くなれば

市販のドライモルタルなどを固練りで中へ詰め込みます。

 

ゴム手袋などで詰め込み、粘土や掻き氷のような硬さで

握りしめたら形が付く程度の練り加減です。

 

いずれにしても最初に空洞に半分以上詰め込んで押し込んだ状態で

一時間ほど放置し半硬化した頃に再び押し込み

棒などで突いて圧縮し二回目を詰込み再び時間待ちします。

 

詰め込む空間が広いほど、この回数が増えたり

落ち着いたら詰込みを繰り返す途中の時間待ちが回数が多くなります。

 

その場合は固練り度合いを増したり

別のコンクリート片などを水に濡らして骨材を混ぜながら詰め込んだり

メタルラス網などを詰め込み安定させながら中のモルタル塊を作ります。

 

最後はモルタルを入れ過ぎかも?程度(5~10%)の量で

蓋の合板を無理やり伏せて空洞内部の届いていない隙間に

押し込むように圧縮しながらモルタルを封じ込めます。

 

すばやくビス止めや番線縛りや近場の固定物からの

突っ張りなどで蓋が外れないように固定。

 

そしてモルタルの削り直しの必要度合いによって

硬化日数は1~3日ほどの選択で放置。

 

後は型枠を外しモルタルが銅板張りに邪魔な

出っ張りになっていたら丁寧に削り取り

表面は接着しやすいように粉塵などは

綺麗に掃除して乾燥します。

 

そして銅板巻きのサイズを測り事前に折り曲げ位置を把握し

当て板などで歪まないように切っ掛け曲げを先にして置けば

後は現物の柱に巻き当てながら本曲げしながら決めて行きます。

 

最後の重なりは面倒でも簡易な曲げ折りのハゼ仕口の方が

切り口が諸に見えて歪みやすい、たんなる重ねだけよりは

見栄えが良いです。

 

銅板の材料はホームセンターかアマゾンでも検索したら

0.3㎜厚さ×300~400×500~700サイズが¥3,000前後で販売されています。

銅板0.3×600×365¥2419アマゾン190316調べ.png

これなら↑空洞の高さが30㎝以内なら無駄の無いサイズ。

 

柱の根巻き板金は長過ぎると、やぼったいので腐食の範囲で

隠すサイズが異なりますが腐食が無くても板金巻き均なら

柱の巾サイズ一丁分(画像からすると120~130㎜?)の高さとか

1.5倍とか・・柱サイズの2倍とか・・

見せ処の主材サイズに比例させるのが

和風納まりでは常套手段らしい事を先人から聞いた事が有ります。

以下↓は参考図です。

玄関ケヤキ柱の補修?銅板巻き仕上げまで.jpg

結構、難しそうですが・・素人さんでも出来ない事は無いです。

 

銅板はステンレスでもよく薄いほど曲げやすいですが歪やすい。

 

板金巻きが困難なら、とりあえずペンキ塗りを丁寧に塗り暫定仕上げでも良し。

 

やはり柱根の下が座屈してガクっと下がった時や既に下がっているなら

桁の水平などを調べ直して柱を今より浮かせてから下の補修をする必要が

有るのか?否か?は現在の現場画像だけの判断では出来かねます。

 

画像をみる限りたぶん、まだ柱根は座屈下がりしていないと思います。

 

そして通常は柱が二本あるはずですが?片方は袖壁か?入隅の外壁に直付けか?

この画像の柱一本だけでしょうか?・・などが不明です。

 

以上が玄関ポーチ柱を自力でする場合の対処、参考例でした。

 

次のページ内容もお楽しみに。


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