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浴室シャワー混合栓の取り換え(逆配管事例)

浴室のシャワー混合栓が不調との事で取替えです。

 

しかし配管条件が特殊なので判断を誤ると大失敗となります。

 

まずは現状を見ると・・湯と水が逆配管になっています。

 

しかも配管の取り出し口の高さや横幅の感覚が曖昧な位置で、

とても違和感が有ります。

 

多分、最初は水だけの単独水栓器具だけだったのを、

お湯は後から付けた為の仕方ない事情だったかも知れません。

浴室混合栓取替え?既存の逆配管と位置ズレ.JPG

現在のツーバルブの混合栓なら機能的には問題はないですが

安全上では右利きの人が直ぐにバルブを開けてしまうのが右手側。

 

そこでいきなり高温の湯が体に掛かれば大やけどとなります。

 

そんな理由で左が熱いお湯側で普通は右利きの人が多いとされており

右の冷たい水を先に出した状態の基本パターンでは

熱いお湯が吐水パイプから出ても、絶対とは言えませんが、

危険性は少ないです。

 

今度は湯水の混合を調整しなくてもよいサーモ式の混合栓に取替えです。

 

この場合は左が湯で右が水の条件は絶対なので今のままでは納まりません。

 

そこで逆配管アダプターを先に取り付けて変換します。

 

このアダプター取り付けが重要な部分ですが要領や

手順は簡単には説明できない事が多いので

このページでは省きますが機会が有ればアップできるかと思います。

 

高さや幅が変形なので偏芯管部品も斜めにしないと本体が水平になりません。

浴室混合栓取替?逆配管アダプターとクランク取付後.JPG

偏芯管ブラケットの回転取り付けは仮止めの位置決めが重要です。

 

けっして行き過ぎて戻してはなりません。防水シールテープが緩み水漏れします。

浴室混合栓取替?逆配管アダプターとクランク取付後?.JPG

本来の固定位置の一歩手前で仮止めして

最後の段階では締り気味に動くのが理想です。

 

この後には本体を組み付ける前に古い配管の中に

残留しているゴミや異物を吐き出す処置が必要です。

 

こんな時には上の図のように止水バルブ付きが有利となります。

 

安価な普及品タイプでは、この止水バルブがまったく無いタイプが有ります。

 

いよいよ本体の組付けです。

 

必ず、ゆるく仮合わせしながら両方のナットを合わせます。

浴室混合栓取替?逆配管アダプター納まり後?.JPG

配管の出入りや転びによって、とても合いにくい時があります。

 

浴室混合栓取替完了?逆配管アダプター納まり後?.JPG

その場合は仮止めを外して順番を変えますと

許容範囲の誤差なら入りやすくなる事が有ります。

 

けっして無理して片方からばかり締めすぎない事です。

浴室混合栓取替?完了.JPG

これで完成です。

 

ポリ浴槽の中には二管式循環ガス釜を使用していたのを止めて

給湯式に変え穴を塞いだ跡が有ります。

 

やはり最初は水だけの単独水栓器具だった事が明白ですね。

 

過去の配管屋さんが間違えて右左が逆になったのでもなし。

 

バカ正直に元、有った水の左に、お湯の取り出し口を出すと

混合水栓金具の全体が左に寄り過ぎて洗い場で、お湯を使う時に

浴槽のエプロンから洗い場に吐水パイプが届かない。

 

そんな理由で逆配管もやむなし。

 

高さの違いは・・たぶん水の配管が横引きなら邪魔で

干渉しヘタすると破裂する為に上に位置を逃がした公算が強いです。

 

よって・・ヘタな配管仕事だとは決して責められない施工かと思います。

 

以上が湯水、逆配管の対処事例でした。

 

※実際には現物配管がすべて信頼できるか?否か?は解りませんので

 現場の内、外や外部の露出配管なども確認したうえで取り掛かりましょう。

 内部の一部分だけ見て、(行ける!)と思っても外から取替えが必要な事も有ります。

 

次の事例もお楽しみに。


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