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システムキッチン普及品タイプの取替え5/6本体組立取付

次は、システムキッチン本体の組み立て取り付けです。

 

手順では下部より先に上部取付がリスク回避策としては有利です。

 

箱物で大きく邪魔になるので、見栄えしやすい下部を

先に付けたくなりますが上部取付を後にすると

落下物(商品や工具)による破損リスクが付きまといます。

 

又は下部の商品に養生して足場板を置けば大丈夫だろうと思い

仮設の足場材の上に乗り上部の取り付け作業が終わり

仮設足場板や保護していた養生を撤去すると・・

 

予想外の傷や陥没また人工大理石などのカウンタートップの表面に

見えにくい、ひび割れなどが後から発見されたら・・後悔します。

 

納品前に搬送時からの僅かな衝撃や荷重で元々壊れていたものか?

作業時の影響か?いずれにせよ、下を先に取り付けて

上は後から付けた事実がある限り施工者の責任は問われます。

 

この辺りが、とても重要で誰に責任が有るのか?を別にしても、

不可抗力にしても

「下部商品の取付は後からなので絶対に上には乗っていない!」と、

言い切れるか?の事実が重要となります。

 

そんな理由もあり商品の受け渡しで受領サインする前には

目の前で配送担当の運転手を待たせても梱包をすべて開封

キズの有無などを検品するような引渡し規定になっているはずです。

 

現実は配送担当者も受取側も忙しく梱包開封確認せずに

受領サインしがちで、それでも・・受取前からすでに

問題が有ったり破損などは、ほとんど起きず、なにも問題なく

事が終えるかも知れません。

 

そんな場合は無駄になりやすい検品作業は、ほとんど徒労になりますが

むしろ取付時のミスによる傷付けなどを

搬送などの責任へ転嫁しがちなのは有り得ます。

台所キッチン取替え?下部本体取付?本体の梱包例.JPG

全部開封で検品は時間がムダなので受取時に梱包の見た目に注意し

なにかに当たりダンボールが引っ込んだり、破れたり・・

誰か乗ったような靴の踏み跡ヨゴレなどが有るのは

積極的に目の前で検品します。

 

もし後で破損の発覚で大問題になり誰かが責務を負わさせられたり

施工中断で再納品待ちで工期の順延など各種損害リスクは有り得ます。

 

論外ですが・・検品時にダンボールなど梱包材を切断開封する時に

カッターナイフで自分が深切りし過ぎて中の商品に傷を付けてしまうのは

低次元の想定できるリスクですが現実に有り得ます。

 

不慣れな人や先を読もうとしない配慮に欠ける人に任せると

有りがちなので事前に打ち合わせや対応内容の認知確認が必要。

 

まずは上部の入隅からスタートが基本です。

入隅が右で有っても、左で有っても、取付始めは入隅から!

 

※余談ですが・・

 

入隅の開き角度によって働き寸法が異なります。

 

両端がギリギリいっぱいで商品トータル長さと1㎝以内程度の余裕しかなく

ほぼピッタリの場合は内壁の角度によって現実問題として入るか?否か?です。

 

例えば・・現場の内壁の内寸法は1㎜単位で正確に測り

「奥と手前と二か所で測って商品サイズと確認してあるから絶対、大丈夫!」

キッチン据え付け位置の平面図例.png

 

・・と豪語し自信が有っても↓下図の場合のようになったら・・大失敗となります。

キッチン据え付け位置の平面図例?.png

内壁の内間寸法確認時に平面図での直角を確認しておく必要が有ります。

 

厳密にいえば計測しやすい下部付近の角度だけ測って安心しても・・

上の方では垂直の転びが影響し平面だけでなく正面の立面でも

立体的な角度の悪さが有れば箱物は

扉なども変形して入らない事も有り得ます。

 

これらは現場調査で見積り前や商品発注前の

大切な判断内容となります。

 

まったく気にしなくても、問題なく進められるかと思いますが・・

稀に、信じられないような変形納まりに遭遇する事も有りますし

敷地の関係でワザと建物自体が変形角度の場合も有ります。

 

※本題に戻ります。

 

レンジフードの本体から取り付けですが高さが問題と、なりやすいです。

 

コンロ表面から○○㎝・・や、床から○○○㎝・・の位置決めなどが優先で

天井と何㎝隙間が空くか・・

又は干渉して下げなければならないか?で調整します。

 

レンジフード本体寸法だけでは品種によっては決定できず

前面パネルの高さで規格サイズの選択が可能なら伸ばしたり

縮めたりの組み合わせが事前に必要。

 

やはり現場の実態寸法と状況次第で

納まりや取り付け位置が変わります。

 

それらの関連を事前に予測したうえで先に張った

キッチンパネルの横目地やツナギ位置を、

どこにすれば見苦しくないか?を事前に判断しておく必要が有ります。

 

結論から言えば平面図と立面図や内観パースなど

絵でイメージして、さらに図に表すのが無難です。

 

高さなど位置の違いによって吊戸棚との絡みで

オプションの違いも変化しがちですが

それらは限がないので、ここではパスします。

 

商品メーカーのショールームでは現場のおおまかなサイズを知らせると

設計支援のキャドなどで内観パース図などを無償提供してくれますが・・

取り付け時に大問題となる細かな諸条件までは把握してくれませんので注意。

 

レンジフード取り付けの場合、最近は、ほとんど

シロッコファンタイプが主流です。

 

メリットは排気口が小さくて済むし排気コースが遠方でも

フレキシブルダクトで曲げやすく施工しやすいからです。

 

下図で↓わかるかと思いますがキッチンパネルの接手位置で

先ほど掲げた納まり判断はレンジフードの出っ張り付近で

隠れる位置なのでベストです。

 

接手位置が下がると長さが見苦しいし

上に上がり過ぎても少しマズイ事になります。

台所キッチン取替え?レンジフード取付?.JPG

このレンジフード本体が始まりなので無事に付ければ一安心です。

 

途中の手順は、あれこれ有りますが単体の物を取替えの基本手順と変わりません。

 

ここでは薄型の古いレンジフードだった排気ダクト枠を利用した事例で掲げます。

 

外壁の排気口を不燃のケイカル板で塞ぎアルミフレキダクトの150㎜を出し

突き抜け穴の廻りには丸形フード本体取り付け前に

壁穴あけの隙間廻りにはシリコンコーキングしておきます。

台所キッチン取替え?レンジフード取付?排気?アルミダクト末端取付?防水テープ.JPG

次に丸形のステンフードを付けた状態で穴から出し

ガラス繊維の入ったアルミテープを先に巻き付けたりして準備します。

 

後からは手が入らないので先にシリコンコーキングを

接着剤代わりに粗付けで塗布します。

台所キッチン取替え?レンジフード取付?排気?アルミダクト末端取付.JPG

そしてステンレスの丸形フードを取り付けで排気口は完了。

 

市販品で虫が入りにくい網付きステンレスフードが良いと思いますが

メーカー側では排気効率や設計性能に支障があるとの事で

網付きは使用禁止となっています・・が、

虫や小型生物がダクト内部に入り込み

根本的な故障に繋がるほうが嫌なので網付きが好みです。

 

しかし網のメッシュは細か過ぎるのは止めましょう・・

本当に排気効率が衰えますし

油汚れが細か網に付着し目詰まりして排気不良や

油汚れが火災になったら大変です。

台所キッチン取替え?レンジフード取付?排気?ステン丸型フード取付.JPG

後は塞いだ不燃材に外壁の色に近い塗装補修をすれば外部は終わり。

 

内部は側面パネルと全面パネルを組立取り付けでレンジフードは完了。

 

高さは天井に直付け状態で納めました。

 

ここでは下地の張り方が中途半端な納まりを承知の上で実施しています。

 

本来は天井もバックの下地は木質でも良いですが

表面は不燃材張りが基本です。

 

この事例は厳しい他の現場では、まったく通りませんので注意。

あくまでも承知の上での・・簡易納まり例です。

台所キッチン取替え?レンジフード取付?本体とサイドと正面取付.JPG

次は吊り戸棚の取り付けです。

 

天井の空間は予算や色々な事情によって

レンジフード以外の吊り戸棚への不燃材で

捨て張り工法はパスして進めています。

 

窓の上枠よりも多少、下り気味みで取り付けしています。

 

その下がった裏側は窓の建具を開けたら

外部から背中の粗が見えるのも承知の上です。

台所キッチン取替え?吊り戸棚取付?本体取付.JPG

流し元の照明専用の配線も所定の位置に出して有り

吊戸棚の取り付けと同時にキャビネット内部に配線を引きずり出しで、

この辺りは多能工感覚となります。

 

下図は↓取り付けた吊戸棚を左の扉を開き

下から天井を見上げた画像です。

台所キッチン取替え?吊り戸棚取付?本体取付?天井付近の高さミスとボード塗装仕上げのキズ.JPG

平衡感覚が解らなくなる画像ですが↑下から天井と

吊戸棚の上枠を見ています。

 

左の扉は半開きで右の扉は閉めたままの状態で見た画像です。

 

古い吊戸棚の方が奥行寸法が大きかった為に

天井の塗装仕上げが不足となり粗が見えています。

 

しかたなく扉を開いた状態でPB板に塗装ではなく

変性シリコンコーキングを塗り補修しました。

 

既存の塗装がブツブツ模様なので厚みのある、

このような補修が無難でした。

台所キッチン取替え?吊り戸棚取付?本体取付?塗装不良.JPG

キャビネットの箱物を取り付けの時には扉は最初から付いたままで

取り付けや外して軽くした状態で取り付けなど様々ですが

外した場合は取り付け戻しの時にビスは

慎重に緩めたり締め付けたりでトルクの配慮が必要です。

 

普及品タイプは特に簡素化されているので

丁寧に締め付けしないとビスがボケたり緩みやすいです。

 

又は、金属ビスやダイキャスト金物などは

破断、破損しやすい危険が有ります。

台所キッチン取替え?吊り戸棚取付?本体取付?スライドチョウバンの部品構成例.JPG

次に・・いよいよ・・問題のシーンがやってきました。

 

最初は気づきにくかった天井の垂れ下がりによる扉とのクリアランス不足。

 

台所キッチン取替え?吊り戸棚取付?本体取付?天井付近の高さミスでボードとの干渉開閉不良.JPG

これが最初に、もっとイメージ出来ていたら

高さを何か化粧材などで挟み10~20㎜ほど下げるべきでした。

 

しかし窓の上枠から吊戸棚の下場が、かなり垂れ下がり

化粧していない背中の荒地が丸見えで

吊り棚をの高さを下げると、下の端では

もっと垂れ下がりが増えて困る理由も有りました。

 

扉が天井に擦りそうですが・・

開閉不能になれば天井を吊り上げ直しとなりますが

そんな場合は解決が可能な天井裏条件でした。

 

よって、このまま続行とあいなりました。

これも他の厳しい現場では通りませんので・・ご注意を。

台所キッチン取替え?吊り戸棚取付?本体取付?上部の全体完了.JPG

 

これで面倒な上部の取り付けは終えましたので一安心。

 

次は下部の本体取り付けに進みます。

 

※天井の隙間は9~12㎜程度の下地用不燃材のPB板などを重ね張りして

 空間を塞ぎ吊り棚を少し下げれば天井との足り下がり干渉は防げましたし

 塗装の塗り残しも化粧見切り材でカバーすれば納まりもついたかと思います。

 

続きのページもお楽しみに。


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