アルミ網戸のメンテナンスでは色々なパターンが有ります。
網の張替えに伴い関連した部分の対処が必要な事や、その参考例です。
築50年以前頃の建物には窓建具がアルミサッシに変わり始め頃のタイプは
各メーカー事に納まりは大きく異なり
現在も古い建物は色々な仕様で特殊な場合がまだ残っています。
下図の網戸はフレームと戸車が両方とも偏芯タイプで部品の調達は困難です。
網の張替えは普通の納まりなので問題は有りませんが戸車は消耗して
壊れても同等品は入手困難。
戸車の形状も列車の車輪のように内側が伸びて外側が無い特殊な形状。
なんらかの別な戸車部品で改造、加工して、なんとかなりそうですが・・
網の張替えとの全体で手間賃コストを考慮すれば・・
雨戸自体を新規に取り換えた方が無難で、この件は新しい物に替えました。
戸車が入るのがレールか?ドブ溝か?芯納まりか?偏芯タイプか?
など上下の納まりを確認して外注調達となります。
次は近年に普及している一般的なタイプの網戸フレームに付いている
隙間防止のゴムヒレです。
横向きの画像ですが↑垂直の状態で随時下にズレ下がり下部の下枠と接触し
ゴムヒレの端部が摩擦抵抗で擦り減って長さが短くなります。
通常は上でエッジを潰して挟んでいますが抜けてしまってて下がり続けている場合は
下の端でエッジをニッパーなどで潰して下がり止めをすれば解決します。
接着剤でも良いですしマイナスドライバーの先を当てて
カナズチで叩いて潰しても可能。
※製品のタイプや機能によっては異なりますので、
あくまでも、この機種の場合での参考事例です。
次の事例もお楽しみに。