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白蟻被害の多い場所で床下からの補修事例

浴槽の入れ替えに関連しそうな白蟻被害の補修事例です。

 

排水不良により敷地の地盤に毎日の生活用水が床下に垂れ流しになったり

浴室洗い場の入口付近でシキイ下枠付近に水切りが無くタイルの隙間から

洗い場床下地の隙間から湿気が絶えず浸み込む場合も有ります。

 

これらは白蟻腐食の典型的な被害場所で見えない場所から

徐々に、こんな白蟻被害になつてしまう実例です。

 

外見上で目につくのは柱の根本などに変色したり穴があいたりします。

これは穴があいた空洞を、ほじくり出して異物を掃除機で吸い取り

補強の為にモルタルを詰め込んだ暫定処置の対処跡です。

 

画像は最終順番ですが位置関係を説明の為に最初にアップします。

 

浴室付近柱?モルタル積め後下.JPG

 

触るとフワフワしたり、手でノック打診すれば空隙の音や

感触で他との違いがハッキリ分かります。

 

浴室の入り口は足で踏めばサッシの下枠もギシギシ音鳴りと共に

フワフワと不安定に動きます。

 

タイルやモルタル壁など仕上げ材に埋まってサッシ枠は

簡単に外しにくいので和室のタタミを剥がし床下地板を一部切り取り

目的場所まで這入る事が可能なら床下からの補修対策が可能です。

 

下図は↓浴室入口の敷居下付近の土台ですが

外側の表面が残るだけで土台木材の中身は空っぽです。

浴室入り口下?白蟻被害.JPG

長さ約90㎝ほどが腐食しており右端は見えにくいですが

柱の根本まで白蟻被害の空隙が有ります。

 

途中付近から切れ目を入れて電気ドレルで捨て穴開けや

ノミで残す側との境目を切断し残った表面の

薄皮部分をノミで削り取り除去しますと

徐々に被害範囲が鮮明になり空洞になった↓中身が現れます。

浴室入り口下?白蟻被害.JPG

この作業は電気ドリルに木工キリを付けた電動工具と、

よく切れる叩きノミで根気よく削り取りますが基本要領が必要です。

 

未経験の方には寝そべった体制でノミやハンマーの使い方など

基本ノウハウ経験が有れば容易な作業。

 

こればかりは文章で、あぁだ、こぅだ・・は長くなりますので

別の機会に掲げればと思います。

 

さらに進むと↓事の重大さが解ります。

浴室の入り口シキイ下は洗い場の床下地が突き当りで湿気が常に溜まる部分。

 

サッシ下枠に水切りが入って無いタイルの突き付け仕上げなら、

ほぼ、こうなります。

浴室入り口の下?モルタル詰め込み前.JPG

入隅になる柱の根元がポコポコで完全に空洞になっていた

柱下端と土台付近は、まったく上の構造物を

受け止める事が出来ない↓空間になっています。

 

浴室入り口の下?モルタル詰め込み前.JPG

白蟻被害で腐食した部分は、むやみに落とさないように

養生シートやナイロン袋に取り込み丁寧に除去します。

 

白蟻が生息している事も多いので専用殺虫スプレーを

噴霧しながら除去も有ります。その場合は専用マスク装着は必須です。

 

僅かに生き残った木材は取っても良し・・

モルタル詰込みの型枠替りやビス止めバックアップの為に残すも良し。

 

腐食部分を取り去り細かい粉末などは

掃除機ホースで吸い取り湿気はドライヤーで乾燥させたりしてから

 

防蟻、防腐剤などを塗布。現場での事情により異なりますが

できれば長く自然乾燥で日、時間待ちか?せめて翌日などから

モルタル詰め込みを、したい所ですが即時、続行対処も有ります。

 

モルタルの固さ配合は・・例えば・・

おにぎりにして形が崩れない程度の固さ配合です。

 

詰め込んで時間差でのモルタルの変化に応じて押さえつけて、は均しの手加減。

型枠代わりの根太掛け木材を外からモルタルを塞ぎビス止め固定。

 

浴室入り口下?白蟻被害ハツリ後根太掛け補強.JPG

近くの根太下地も中間付近で通路に人が通るとフワフワたわむ付近の

床下にはモルタルが硬化するまでは仮設か?本止めなどで対処。

 

タワミ軽減の為に簡易束立てでビス止め固定の補強。

浴室入り口下?白蟻被害根太掛けと根太中間補強.JPG

土台替りに中に詰め込んだモルタルを入れ込んで

型枠代わりの根太掛けが固定されたら、

その他の部分も隙間からモルタルを追加で詰め込みを続行。

 

特に右側の柱根元で空間だった付近は念入りに詰め込み

木材の胴縁端材などで強く押し込みモルタルを詰込みます。

浴室入り口の下?モルタル詰め込み後.JPG

モルタル汚れは、見えないので、そのままでも良し。

予算が有り、仕上がり度合いが気になれば水洗い除去しても良し。

 

床下の補修が終われば柱の中の空隙部分にモルタルを入れ込み

最初にアップした画像のように柱の補強をします。

 

当然、モルタルを入れる前には腐食した部分は出来るだけ取り去りゴミは

掃除機ホースを入れ込み吸い取り、防蟻、防腐剤スブレーなどの処置をします。

 

モルタル詰め込みしながら柱の外側をハンマーで叩き振動させながら

モルタルを柱内部の隙間に入れ込みます。

 

モルタルは柔らか過ぎても固過ぎてもダメで

固さ加減の例では・・マーガリンか?

かき氷の解けかけたシャーベット状態?など

入れやすく・・隙間に入りやすく・・流れ過ぎず・・

硬化、安定しやすく・・かと思います。

 

何れにしても時間限界が有りますので

手際よく進める必要が有ります。

 

これも基本的なノウハウが必要で

多少でも事前体験が有るか?否か?で、その差は大きいです。

 

※床上からも腐食部分の除去とモルタル詰め込み補修で仕上げ部分の補修が可能な場合も多く

 無理に床下からの対処が優先やベストとは限りません。ケースバイーケースでの事例です。

 

 なお、床下の一部が、このような場合は土台から他の柱など

 白蟻被害は拡大傾向が多いです。

 けっして、この部分だけの対処で建物全体の責任を負えるほどの

 根本的な対処とは言えませんので、ご注意。

 

次の事例もお楽しみに。


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