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古いセメント瓦を再利用で葺き替え1/2(重ね代を塞ぐのはダメな理由)

屋根の雨漏り修理に関して必要以上に費用をかけず解決する場合の参考事例です。

 

現状の古瓦を雨漏りの根本的な原因を捉えて再利用で葺き替えするパターン。

 

御客様から、ご依頼が有った経緯は

二階の屋根が何年も前から何度も雨漏りしていました。

 

御主人が二階の屋根に上りコーキングしたり塗装したり、しましたが

まったく改善されず、徐々に雨漏りの程度が酷くなって来たらしく

他の業者に見て貰ったところ全面的に葺き替えしなければ持たないとの意見。

 

二階の屋根だけで何百万?との見積りと回答だったらしく、ご高齢でもあり、

ご夫婦だけが限りある生涯で暮らす古い建物に、

そんな高額な費用を掛けるつもりは無いとの事で困っていたようです。

 

そんな事情はよく分かります。

しかし屋根瓦は塗装の程度など見た目は別にしても・・

現在の雨漏りだけは解決したいですね。

 

まずは二階に上がり雨漏りするといわれる場所を確認しました。

 

洩らないらしい片方の屋根面からのぼり

問題の有る向こう側の屋根面には棟を超えて到達します。

 

屋根修理01施工前二階屋根の棟付近.JPG

 

上から見ると、すでに瓦の側面には隙間なくビッシリとコーキングされており

全面塗装している跡が見れます。

 

問題は・・水下の流れ側での重ね代の部分です。

前回ね他の業者に見て貰って全面葺き替え以外に

解決方法は無いと言われた時に業者が剥がした場所です。

 

一部は三角形にヒビワレがあり、

コーキング接着するでもなく古い塗膜の土手に

挟んで置いてある状態のままでした。

 

たぶん・・かならず全面葺き替えになるので

解体ね撤去すれば、わざわざコーキング接着で

補修する手間だけムダになると思ったのかも?知れません。

 

業者の気持ちは・・解ります。

状況次第では誰しも同じ事をしてしまうかも知れません。

 

しかし葺き替えが無いかも知れないなら気になり再度上に上がり

割れ部分をコーキング接着するかも?・・しないかも?・・

私なら、たぶん補修、直しするでしょう。

 

そもそも、当日、その時に対処しました。

私の提案した見積りが決まるか?否か?は・・別問題で、

受注の如何に関係なくです。

 

屋根修理02地瓦の割れや業者による剥がしミス跡.JPG

 

御客様が過去に隙間潰しで前面に塗りたくったコーキングは、

おそらく大量に必要だったはずです。

 

コストを考えれば一番安いポリコーキングを使用したか?

やや高額の変性シリコンだったむとしても?です。

 

いずれにしても劣化してポロポロで不安定です。

 

屋根修理02-5古コーキング.JPG

 

除去するには年数経過で劣化している方が剥がしやすいです。

 

安価なポリコーキングなら年数が浅いと

中身はベタベタ感が残り後始末が悪いです。

 

変性シリコンの方がポリコーキングよりは柔軟性が良く

半永久的に防水効果が持続されるとの期待で、

かなり使用されましたが近年では変性シリコンでも

紫外線の影響で劣化しポリコーキングと同じように

ボロボロになる欠点が明らかになっています。

 

ポリコーキングで有ろうと、やや高額な変性シリコンで有ろうと

経年劣化で同じようになるのは明白です。

 

屋根修理02-3古コーキング.JPG

 

全面的に瓦の隙間をコーキングで塞いでも、なぜ雨漏りが解決せずに

余計に悪くなるのか?は・・

下図のように横の重ね下の合わせ目の隙間から入るからです。

 

屋根修理02-1瓦剥がしと下地.JPG

この部分は上の瓦の被さりで見えませんが

夏や冬との季節や日照りと夕立など熱膨張などの影響で

瓦素材が伸縮して動きが有る為に融通性が必要となっています。

 

この条件が必要なのに塞いでしまうと

瓦一枚一枚に雨水が入る可能性が残るからです。

 

水抜きが必要な瓦の重ね代にコーキング材で塞いでは

瓦の重ね代からの水抜きを妨げて雨漏りする原因の事例でした。

 

※次のベージでは、このような状態を改善し古瓦の再利用です

 

続きページをお楽しみに。


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