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排水詰まりを自力で解決するか?依頼するか?の分かれ道の事例

色々な場所や原因によって頻繁に起こるのが排水詰まりの事例です。

今回は連絡を頂く前に高齢者さんが自力で色々と試したそうです。
しかし解決されなかったので急遽、相談を含めて御依頼がありました。
即日で緊急対処として関わらさせて頂きました。

状況を見に行き調査しながら暫定処置をしていく
節約型の対応になりました。

 

どのように異なるか?・・を簡単に説明しますと

状況調査だけして無料見積りを作成してから有償対処に進むか?

検討して他業者もにも無料見積りを取り合い見積もりで何処に依頼するのか?

検討する場合は、対処実費の推測費用と未成立になった場合の

無料見積りを作成する現地調査と提出資料作成実費と諸経費など

各種それなりの費用を無料見積り額に含ませたり

見た目では安く見える曖昧な表現と別途追加費用などに

分散させて受注に挑むのが通常の営業手法かと思います。

 

依頼者と引受け側の双方に信頼が成立している関係で有れば

暫定対処や事後報告対処などで御互いに無駄の少ない

節約型・合理化などの対処法で問題事の解決に向けて関わります。

 

この案件で相談が有った場合の聞き取りは
以下のようになりました。

Q・・排水が詰まっているとの事ですが・・どんな状態ですか?

A・・流し台のシンクに洗い水を流しても、最近抜けが悪くなっていたが
  ついに排水が残り、溜りが多く長時間になった。
  時々、ボコボコと音もしていた。
  外に出てみると敷地に水の流れた跡があり流し台の外側会所桝の蓋から
  溢れているのが解ったので会所桝の蓋を開けると排水がいっぱい溜まっていた。

Q・・排水が悪いのは台所だけですか?洗面とか風呂とか?トイレは?

A・・洗面もトイレは問題無いです。浴室だけ浴槽の栓抜いても抜けは悪いです。
  洗い場の床排水も抜けがとても悪いです。
  それよりも敷地に水の流れた跡が気になります。

Q・・敷地と道路の近くに有る下水の最終桝は詰まっていませんか?

A・・それは、どこの事か?解らないし。見た事ないので解りません。

Q・・下水の最終桝から調べて徐々に室内側に近づくのがセオリーですが
   わからなければ伺います。
   物や土で隠れたり塞がっていたり、錆付いて開かないかも?知れませんね。

   ・・となり急遽、伺う事になりました。

この案件がどうなるのか?ここから施工前の判断として分岐点です。

室内側の排水詰まりを解決しても、そこから水下の排水状況も
確認しておかないと見落としになります。

物や土で隠れたり塞がっていたりしやすい排水の最終桝の位置確認は重要です。

これの位置を把握するには敷地と建物で各所、排水位置が解る簡単な
配置図が有れば原因の位置や対処手順の判断がしやすくなります。

素人さんに配置図を描いてもらうには上手下手はあまり関係なく
図の上を北側にするか方位を表示して貰えば後の説明がしやすく対処位置などの
座標など説明では混乱しにくくなります。

オンライン支援の場合には

この現場の説明用に御客様に書いて欲しい例とすれば・・こんな感じです。

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この案件を例にした表現で書いてみました。
もっと上手に書けれる方も居られると思いますが、この程度で十分。
ページの上を北にするのが設計では基本なので、ほとんど通用します。

距離や縮尺は正確でなくても台所、トイレ、洗面、車庫など用途が解れば
大きさは間取りや基本的なレイアウトで、ほぼ推測できます。

こんな資料でも十分です。こんな現地情報が有れば遠隔支援が可能です。
これを基に後の連絡資料には以下のように番号表示を加えて支援資料にします。

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出来れば下水など最終桝の位置が知りたいです。
わからなければ推測情報の候補として水道のメーター位置や
浄化槽のマンホール位置などを簡単に示して頂くと良いですね。

そして意外と重要なのが植木の位置と大体の大きさや植え込みの範囲。
樹木の根が影響していそうな原因事例が、とにかく多いのです。

それらが判明したら以下のように支援情報を提供させて頂きます。

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こんな↑情報支援が、原因解決で有力になれば自力解決になり得ます。


この案件ではとにかく現場に出向いて台所の直ぐ外の会所桝をあけて調べたら
御客様が溜り水を汲み出し外の側溝に排水を捨てたので、ほとんどなくなっていました。

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この後は汲み出した分だけは台所から排水すればシンクに流した程度の
水量なら2~3回は、なんとか排水出来るでしょう。

御自分で汲み出した分の範囲だけで根本的な解決にはなってません。

そこで、次の展開に進む為に聞き取りしました。
Q・・この会所の次の水下の会所桝はどこですか?調べましたか?

A・・解りません。たしか昔、風呂場の抜けが悪い時に同じように
 溜水を汲み出したと思いますが、どの辺に埋もれているのか?
 今は、どこに有ったか覚えていません。

との事で浴室の外側を狙って敷地の砂利など敷き込み物を
かき分けて見つけました。蓋をあけてみると色々と溜まっていましたので
固形物や樹木の根など色々なモノをバケツ一杯ほど除去しました。

下図はかなり除去した後です。画像の下位置方向は台所から流れてきます。
左から見えるのは浴室からです。見えにくい右側は道路側の③の会所桝方向です。
この画像で右方向が未調査の排水経路で、ここに問題が残ると見落としとなります。

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防臭、防虫の為に排水管の先端にはL型の曲がり部品が付いています。
普通は、このようなメンテナンスの為に簡単に外れるようになっています。

外しにくいですが色々な方法や要領で取り外してから堆積物を汲取り
異臭を放ち近所迷惑になるような道路の側溝ではない
捨てても良い場所か庭先の地面を掘り埋めるなどして処分します。

土の中ではバクテリアでほとんどのヘドロ類は多少なら分解します。

この現場では、まずこの②の雑排水が詰まり気味だったので堆積物を
除去して一応は解決しました。・・が、ここからは右側への未調査へと進みます。

やはり水下の排水系統を調べておかなければ完結や一区切りとも言えません。

台所の直ぐ外の①の会所桝だけ溜水を応急処置として汲取っても②の会所桝の溜りを
除去していなければ、今回のように排水の抜けは悪いけれども
時間がたてば抜けていくの繰り返しで、この後に何年も使い続ける事になります。

時間がたてば抜けていくのは水下へ少しずつ流れ去るのではなく
敷地の地盤の中へ浸み込み消え去るだけなのです。

雨水なら地盤に吸水浸透させて自然消滅は有り得ます。
しかし雑排水は不衛生な汚水です。

やはり正常に排水処理をさせるのが健全な住環境となります。


最初の状況判断として、この現場ではどこに有るか?解らないとされた最終桝は外部に
有る事が容易に発見されました。鋳物製なので錆びついて開きません。

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家を建ててから何十年も開けた事が無いし何の為か?知らなかったとの事。

蓋が割れない程度に枠と蓋の合わせ目付近を根気よく叩きながら
振動を与えながら固着が離れるのを試します。

簡単に分離しなければ早めに潤滑油などを隙間に吹き付けて
時間待ちしながら再び根気よく叩きながら潤滑油の補給も続けます。

それでも無理なら多少の破損は覚悟して合わせ目に
マイナスのドライバーを叩き込み全周に無理やり振動を伝えます。

これでほとんどの場合、蓋が動き出します。
その動きに応じ潤滑油も加えながら開口します。

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左からは②の会所桝から流れて上方向に写る最終桝(汚水兼用)に通じています。

この会所桝の底にも土砂などが溜り、曲がりLボーの出口が塞がる寸前でしたので
除去しました。やはり水下を調べて正解でした。

蓋と枠には錆の塊りで固着していました。


画面の右下で僅かに映っているのは②の会所桝の内部から除去したヘドロ類です。

木の根なども有ります。

この現場では③の位置には詰まりは無く④の最終桝への抜けも問題なく
後は③と②の間が詰まっているか?否か?が最終判断となります。

水下の③の位置で逆からパイプや板バネなどを差し込み詰まり具合を見ますと
②の会所桝にテストパイプの先が出ましたので貫通は確認終了です。

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これで①の会所桝から板バネの貫通用具も差込みながら

水道のホースで水を大量に流し込み
逆戻りせずに③の会所桝から水が出てきたので完了となりました。

最初のトラブルは、この会所桝から排水が敷地の上にあふれて

右方向の車庫の土間に流れ跡が有ったのです。

※但し配管の内部に多少の樹木の根が侵入した後が残っている可能性は有り得ます。
この辺りを配管カメラなどで現認して完全除去するのは別途施工となり
小さな隙間などから入る細い樹木の根が残る部分の調査や根本的な解決は別です。

この現場では、その問題は、別として、それよりも懸念が残る
浴室の洗い場、床排水の抜けが悪い問題を追及する事にしました。

浴室の洗い場排水金具に水を流し調べると・・たしかに詰まり気味。
浴槽の排水はバス栓を抜き排水してもスムーズに抜けますし外の会所桝まで
すんなりと抜けています。


一番懸念される浴槽の真下で何かが詰まり排水不良の影響が有り
その排水系統に繋がっている洗い場床排水にも影響が出ているなら
浴槽の一時取り外しでの面倒な修理が必要となります。

しかし、この現場では排水金物のワントラップの被せをとってみますと・・
水溜りになり防臭、防虫になるべき所がモルタルのカスなど
石灰質や金属の劣化した物が付着してました。

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ワントラップを被せても底つき状態ですね。これでは排水が抜けません。
上から排水管の底を調べると異物は詰まっていませんし上から水を流すと
正常に③の会所桝に流れて来ましたので、この排水金物だけの問題です。

そして枠の廻りとタイルの間にも大きな隙間がたくさんあるので
これらも放置するとタイルの下地から地盤へ汚水が垂れ流し

床下に浸み込みとなり、むとても不衛生です。


排水部品取替えを兼ねて床タイルの隙間も塞ぐ修理が同時にできます。
排水金物は鋳物の合金でしてステンレスではないので経年劣化で
ボロボロの所だけ応急処置で取り除き排水しやすくしてから
後日、交換する事にしました。

今回は、ここまでで一つの物語としては終了です。
次は続編としてワントラップ部品の交換例をアップします。

こんな困り事は自力で対処が可能ですが、何かリスクが潜む場合も有ります。


自力対処で上手く行けば業者に依頼するよりは大きな節約となり

今回の事例では業者に依頼すると安くて¥9,000~高ければ¥20,000ほど。

平均すれば¥15,000前後?かと推測できます。

 

この程度の案件を自力解決する為のオンライン支援費用は

価値相当額¥15,000×5%(初期相談程度で良い場合)~20%(対処全過程の支援)は

¥750~¥3,000税別・・となります。

思いがけない貴重な展開を味わいながら基本ノウハウを習得する事が可能です。

但し・・全体の作業に対するヒントなど導き情報支援です。

(そんな後方支援さえ有れば自分で解決してみたい)・・と思う方への支援です。

 

作業そのものは御自身で、実施する必要が有ります。

それらが嫌で誰かに頼みたいけど依頼費用をボッタクリされないように

依頼した場合の相場観を知り価格交渉での節約を図りたい方は

5%程度の初期相談支援だけで十分かと思います。

 

作業そのものまで関わりたい方は20%ほどの支援提供で各段階での

重要範囲の基本ノウハウを参考にして挑んでみて下さい。

 

自力解決で節約したい方は実施予定の日時などに合わせた情報支援の予約ができます。

まずは無料相談の上で依頼案件の全体価値を知る為に

無料での概略見積り額を知ったうえで、どの程度関わるか?を判断の上で

オンライン情報支援提供依頼の予約を御検討下さい。

具体的な支援情報を御希望の方は事前にコメント欄や掲示板または

メールなどでメールはinfo@kubataasisuto.com

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